1974年、エチオピアのアファール低地から、アファール猿人の化石人骨が出土し、ルーシと名づけられる、「ルーシ」は、
1、320万年前に生きた女性
2、身長 100cm
3、脳容積 350 ml
現代の女性の脳容積は1300mlだから、350mlはチンパージ並みである。
ルーシは硬い果実や根茎を食べていたらしく、歯やアゴが発達し、顔全体が出っ張っていて、チンパージの顔に近い。
だが、骨盤は現代人に似ているので、直立歩行は行われていたと考えられる、そして、足の指が長く曲がっていることから、樹上でも生活していたことが推察される。
全体として、サルとヒトの中間というのが実際ではなかろうか。