The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

善意と暖かさの祭政社会

2013-04-13 09:04:48 | Weblog
                                       
 円安で外国からの観光客が増えた、景気のいい東南アジアの国々、特にタイ・マレーシア・シンガポール、ロシア語のグループ、ヴェールで顔を覆った女性たちはイスラームであろうか。

 浅黒い肌のヴェールの三人が、まっすぐにマグロ丼の店に入った、サカナならいいようだ、台湾の人々は、大きなイチゴを食べながら歩き・歩きながら食べている、これが目当てのようだ。

 渋谷のスクランブル交差点が大変な人気で、信号が青になるとドッと歩き始める、それにカメラを向ける外人、タテにヨコにナナメに歩くのだがぶつかることがない、
 “ Wow ! ”       

 青になると、ちょっとしたお祭りになる、それがおかしい・それが楽しい、だから、台湾のオンナの子、インドからのオトコ、長身のスェーデン人、ドイツにフランス・スペイン、イギリスとアメリカ、ヒスパニックの人々も多くなった、みんなニコニコしている。

 彼らは、この国の社会にある暖かさと善良さを感じ取っているようだ。

 その暖かさと善良さのルーツこそが「メソポタミアに出発した祭政社会のエッセンス」、E・ケンペルは、そう言いたかったのではあるまいか。