日本農業新聞e-農netを見ていたら、「抽出検査の方法改善へ 米出荷で福島県 (2012年10月13日)」という記事があった。
内容は以下の通り
福島県は12日、東京電力福島第1原子力発電所の事故を受けて県が独自に行っている全量全袋検査で「合格」した2012年産米の出荷が一部滞って問題で、早期出荷ができるよう国の指示によるモニタリング(抽出)検査の方法を改善することを明らかにした。
抽出検査では、11年産米の検査で1キロ当たり50ベクレルを超える米が見つかった地域(旧市町村)は、12年産では(1)1ヘクタールごとに1袋(2)11年産の検査で100ベクレル超が検出された農家は全袋(3)50ベクレル超が検出された農家は乾燥ロットごとに――検査することになっている。
県は、これまで(1)~(3)全てで現行の基準の100ベクレル以下になり「合格」することが、この地域の米を出荷できる要件と考えていた。
しかし、県によると、「合格」した米が出荷できない事態を受けて11日に農水省と協議した結果、(1)の「1ヘクタール1袋」の抽出検査で対象の米が全て「合格」すれば、(2)(3)の検査数量が多い農家の検査を待たずに、この地域の米を出荷できることを確認した。
県水田畑作課は「モニタリング検査が出荷を遅らせる大きな障害だった。今後は大幅に解消できる」と見ている。
郡司彰農相も12日の閣議後の会見で、この問題について「できるだけ抽出(検査)そのものについて、早くやれるように(したい)」と述べた。
というもの。
自分の意見としては、全ての確認をして、絶対に間違いがないと言い切れるようにした方が、今後のためになるような気がするのだが。
気持ちは判るが、もしも何か起こったら、もうどうにもならなくなってしまうと思うのだが・・・
内容は以下の通り
福島県は12日、東京電力福島第1原子力発電所の事故を受けて県が独自に行っている全量全袋検査で「合格」した2012年産米の出荷が一部滞って問題で、早期出荷ができるよう国の指示によるモニタリング(抽出)検査の方法を改善することを明らかにした。
抽出検査では、11年産米の検査で1キロ当たり50ベクレルを超える米が見つかった地域(旧市町村)は、12年産では(1)1ヘクタールごとに1袋(2)11年産の検査で100ベクレル超が検出された農家は全袋(3)50ベクレル超が検出された農家は乾燥ロットごとに――検査することになっている。
県は、これまで(1)~(3)全てで現行の基準の100ベクレル以下になり「合格」することが、この地域の米を出荷できる要件と考えていた。
しかし、県によると、「合格」した米が出荷できない事態を受けて11日に農水省と協議した結果、(1)の「1ヘクタール1袋」の抽出検査で対象の米が全て「合格」すれば、(2)(3)の検査数量が多い農家の検査を待たずに、この地域の米を出荷できることを確認した。
県水田畑作課は「モニタリング検査が出荷を遅らせる大きな障害だった。今後は大幅に解消できる」と見ている。
郡司彰農相も12日の閣議後の会見で、この問題について「できるだけ抽出(検査)そのものについて、早くやれるように(したい)」と述べた。
というもの。
自分の意見としては、全ての確認をして、絶対に間違いがないと言い切れるようにした方が、今後のためになるような気がするのだが。
気持ちは判るが、もしも何か起こったら、もうどうにもならなくなってしまうと思うのだが・・・