こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

産地の悲鳴を聞いて

2012年10月19日 18時21分47秒 | Weblog
日本農業新聞e-農netに、「[現場から]堆肥満杯「もう限界」風評害で引き取り手なく 福島県の肥育農家 (2012年10月19日) 」という記事があった。

内容は以下の通り
東日本大震災に伴う東京電力福島第1原子力発電所事故の影響で牛ふん堆肥が行き場を失い、福島県の肉牛肥育農家が苦境に陥っている。
放射性物質の暫定許容値を下回っても、「風評被害」で引き取り手がない。
堆肥舎はすでに満杯で、搬出できない「未熟堆肥」(牛ふんと敷料が混ざった状態)が牛舎内に蓄積。
未熟堆肥に埋もれて牛が窒息死したり、未熟堆肥が発熱して出火したりといった事故も各地で起こっている。
対策が急務だ。

・牛窒息、発火事故も
15センチを超える未熟堆肥がたまり、牛のひづめが埋もれている。
和牛を330頭肥育する福島県古殿町の青柳畜産の牛舎。
堆肥舎は切り返しができないほど堆肥が山になり、牛舎からは3カ月以上も搬出できていない。

青柳畜産の堆肥の放射性物質濃度は検査器の検出限界値を下回り、国が定めた放射性物質の暫定許容値(1キロ400ベクレル)を超えたことはない。
それでも取引していた耕種農家が敬遠し、農場から堆肥を出せなくなってしまった。

・起立不能で死亡
「もう、限界だ」
牛を見詰めながら同社の後継者、青柳陽介さん(31)がつぶやいた。

未熟堆肥が邪魔をして寝返りを打てず起立不能になるなどした牛の死亡事故が、今年に入って2件発生した。
現在は起き上がれない牛がいないか毎朝見回り、起立できるよう支えてやる。

死亡事故が発生しやすくなるのはこれから迎える冬だ。
夏は、牛舎ごとに設置した扇風機で未熟堆肥の水分を飛ばして乾燥させ重量も軽減。
しかし冬は牛が冷えるので扇風機は使えない。
「乾かすことができなければ、じとっとした(未熟)堆肥に牛がずぼずぼとはまり、また死なせてしまう。
でも、もう、現場ではどうしようもない」。
青柳さんは嘆く。

青柳畜産は震災前は400頭を肥育していた。
だが未熟堆肥の蓄積や東京電力による損害賠償金の支払いの遅れで肥育頭数を70頭減らした。
「後継者として息子が帰り後戻りはできない。
どうすればいいんだ。
堆肥の処理にめどが付けば先は見えるのだが」。父で社長の浩さん(55)は無念さをにじませる。

・行政の対応急務
堆肥処理の問題は、自給草地が少なく自前で処理できない大規模な肥育農家ほど深刻だ。

農水省によると、許容値を超えた堆肥を抱える畜産農家は2500戸。
うち1600戸以上を福島県が占める。
ただ同県では許容値以下の堆肥も出荷できない。
何戸の農家にどのくらい滞留しているのか県は正確には把握できていないという。

同県二本松市の大規模肉牛肥育農場・エム牧場の社長、吉田和さん(33)は「堆肥をため込んでおくしかないので参っている。
行政の対応があまりに遅い」と憤る。

県内の他の地域でも「牛舎内のアンモニア臭がひどかったり、牛が(未熟)堆肥にはまったりして発育が悪い状況がある」(JAあぶくま石川)、「堆肥問題が解決しなければ、畜産経営がどん詰まりになる」(JAたむら)と悲痛な声が相次ぐ。

JA全農福島など関係機関は、農水省や県などに何度も現状を訴えてきた。
同省は「牧草の除染などで一部の堆肥が活用されている。
400ベクレル以下の堆肥の活用を耕種農家に推進していくことなどに今後も力を入れ、行き場のない堆肥を少しでも処理していきたい」(畜産企画課)と話す。

しかし全農福島は「一時しのぎ的な対応にとどまっており、処理できているのはごくわずか。
根本的な解決になっていない。
現場の状況は極めて深刻で、大半の肥育農家が苦しんでいる」(畜産部)と、行政に抜本的な解決策を提示するよう切望する。

聞こえるだろうか。
産地の悲鳴が!

本当に最悪の事態となっているのだ。

個の悲鳴が届いたのなら、5回に1回でもいい。
10回に1回でもいいので、東北のお米を選んでほしい。
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作業が進んでいない

2012年10月19日 16時42分08秒 | Weblog
急ごう、急ごうと思ってはいるのだが、なかなか作業が進んでいない。

なので、どうしても気が焦ってしまうから、さらに効率が悪くなってしまう。

仕方がない。
まずは、ほうじ茶でも飲んで。

ちょっと落ち着いて・・・
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気が早い贈り物

2012年10月19日 13時24分23秒 | Weblog
オープンは10月23日なのに、早くもお花が贈られてきました。

生花なので、オープンまでは持たないかもしれませんが、大変うれしく思っております。
心からお礼申し上げます。


■店 舗 名 : スズノブ千葉店
■業  態 : 米穀販売業
■住  所 : 〒277-0023 千葉県柏市中央1-9-2 久保ビル1階(店頭に駐車スペース1台)
■開 店 日 : 2012年10月23日(火)
■営業時間 : 10:00~19:00
■定 休 日 : 日曜・祝日
■U R L : http://www.suzunobu-chiba.biz

お店のコンセプトは、選ぶ楽しさ・食べる楽しさをお届けする、お米の専門店「スズノブ千葉店」
 
店内に精米機を設置し、北海道から九州まで作られている美味しいお米を取り寄せ、玄米で陳列し、ご注文に応じその場で精米“搗きたて”でお渡しするお米屋さん。
お客様にお気軽に立ち寄っていただき、ご要望にお答えできるよう対面販売のスタイルを致します。

スズノブ柏店は、今までのスズノブの「プロ職人としてのお米の専門店」というイメージとは異なり、「女性目線のお米の専門店」となっておりますので、是非一度、お近くにお越しの際は、お立ち寄りください。
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スズノブ千葉店の精米機

2012年10月19日 13時20分44秒 | Weblog
千葉県の新店舗オープンまで、あと少し。
店舗の様子を見に、毎日来店があるようです。
本当に嬉しい限りです。
シッカリ販売できる店を目指していきます。

本日、店舗で使用する精米機の色を、お店のイメージに合うように塗り替えました。
使い込んでいる精米機でしたので、新店舗で使用するには、ちょっと違和感を感じていたので、これでホッとしてました。


■店 舗 名 : スズノブ千葉店
■業  態 : 米穀販売業
■住  所 : 〒277-0023 千葉県柏市中央1-9-2 久保ビル1階(店頭に駐車スペース1台)
■開 店 日 : 2012年10月23日(火)
■営業時間 : 10:00~19:00
■定 休 日 : 日曜・祝日
■U R L : http://www.suzunobu-chiba.biz

お店のコンセプトは
選ぶ楽しさ・食べる楽しさをお届けする、お米の専門店「スズノブ千葉店」
 
店内に精米機を設置し、北海道から九州まで作られている美味しいお米を取り寄せ、玄米で陳列し、ご注文に応じその場で精米“搗きたて”でお渡しするお米屋さん。
お客様にお気軽に立ち寄っていただき、ご要望にお答えできるよう対面販売のスタイルを致します。

商品は常時30銘柄を基本とし、その内1品は、毎月季節に合わせたり新しい産地のお米を発売します。

柏市内や近隣市町村の方々をはじめ、日立柏サッカー場の観戦や観光などで、柏市を利用される方々に、“搗きたて”のお米のおいしさをご紹介してまいります。
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唯一打ち合わせのない日

2012年10月19日 09時23分36秒 | Weblog
今週で丸1日打ち合わせが入っていないのは、今日だけ。
理由は、スタッフが2名休みとなっていて、完全に人手が足りないからである。
なので、自分も朝から店にいる。

店番をしながら、これからHPの更新をしていく予定。
新米入荷が続くし、一部の銘柄米については、価格の改定もしなければならないからである。

出来れば価格の改定は避けたかったのだが、やっぱり価格が上がっているから仕方がない。
数量を一度に沢山仕入れないで、仕入れ価格が下がったら、即座に価格が下げられるような、レスポンスの良い体制にしないと駄目だな。
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