メールで「新潟が嫌いなようですね。批判にしか聞こえません。コシヒカリが売れなくなりそうです。言い方に注意してください(抜粋)」というメッセージが届いた。
反論ではないが、新潟が嫌いなわけでも、コシヒカリをバカにしているわけでもない。
自分が嫌っているのは
・自分勝手に考えてお米を作っている人
・産地の歴史を考えない人
・産地の気候や土壌を理解しないまま、お米を作る人
・無農薬が一番だと言い切る人
・地域の活性化を考えず、自分だけが良ければと考える人
・地域の将来を考えない人
・担い手を育てない人
・消費者の好みを知らないでお米を作っている人
・コシヒカリだけで一生やっていけると考えている人
・地域のお米をブランド化しようと考えない人
・新しい品種の大切さを理解しない人
・種の限界を理解していない人
・地球の温暖化を考えていない人
・消費地の現状を知らない人
・自分勝手に周りを見ないでお米を販売している人
・流通させるための、お米の品質を知らない人
・産地の現状と流通を考えないでいる人
・品質の良い悪いを見極めないまま、お米を流通させる人
・他人のお米と比較もしないまま、俺の米が一番と言い切る人
・流通させているのに、JAS表示を守っていない人
よって、新潟だけを否定しているわけではない。
絶望的な農業の将来について、考えていない人を否定しているのだ。
何度も言います。
あなたは、5年後、10年後が見えますか
そのとき、周りはどうなっていますか