日本農業新聞e農ネットに「新米 低調スタート 60キロ1万2584円に 日本コメ市場第3回入札 (2013/9/10)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
日本コメ市場は、2013年度第3回入札取引(8月29日実施)の結果をまとめた。
今回から13年産新米の取引が始まり、60キロ当たりの平均成約価格は、前回(7月18日実施)比10・2%安の1万2584円。
12年産米の売れ行き不振で卸段階の在庫が膨らむ中、13年産米の取引は10年産水準の低調なスタートとなった。
上場数量は前回比15.2%増の4266トン。
成約数量は53.8%増の669トン。
産地銘柄ごとの成約価格は、茨城「コシヒカリ」(13年産)が1万2661円、千葉「ふさおとめ」(同)が1万2210円などだった。
新米取引を前に「処分売り」の動きがあった前回から、さらに価格は下落した。
12年産米は、値上がりによる需要の減退で多くの在庫が発生しており、市中相場が下落。
作柄・生育が順調な東北地方産の出回りも控えていることで、慎重な取引になったとみられる。
平均成約価格が1万2000円台となったのは、10年度第8回取引会(11年3月)以来、約2年半ぶり。
次回は10月10日。
というもの。
業務用店やスーパーなどは、価格が下落しているというのは、嬉しいかもしれない。
しかし、産地としては死活問題だ。
国内産だけでも、こんなに苦戦してしまうのに、TPPによって、1年中に渡って外国産が市場に入って来たら。
いったい、いくつの産地が生き残れるのだろうか。