日本の農業が、これから先、どうなっていくのかは、たぶん誰も判らない。
たかだか2年先ですら、判らないだろう。
ただ、良くなっていくとは、誰も思っていないと思う。
自分も、良くなるとは思っていない。
「10年後に、どれだけの産地が、生き残っているのだろう」という思いだけである。
産地の死は、米業界の死でもある。
日本中で「お米がいらない」というのであれば、それは時代の流れなのだから、素直に受け入れるしかないだろう。
日本の食文化が嫌いだ、和食が嫌いだというのであれば、致し方ないだろう。
しかし、まだ、そこまでには至っていない。
子供たちの中では、お米好きも増え続けている。
和食を見直してくれている人たちも増えている。
そして、農業に関心を持っている若者もいてくれている。
では、米業界としては、今何をするべきなのだろうか。
地域の米屋としては?
そして
自分としては・・・
何が出来るのだうか。
何をするべきなのだろうか。
自分なりの答えは、産地を死なせないための、ブランド米を作る事だった。
だから、依頼があれば、どんな時でも必ず産地まで飛んで行った。
そして、自分が持っている知識の全てを使って、少しでも早い時期に、そして、少しでも良いブランド米に育ててあげようとしていた。
しかし、ここへ来て、産地と自分の歯車が合わなくなってきている。
自分の言っている事は、産地にとっては無理難題な事なのだろうか。
産地に対しての提案は、迷惑な事なのだろうか。
やりたくも無い事を、無駄に強要しているだけなのだろうか。
「少しでも多くの産地に元気になってほしい」という思いは、おせっかいの事なのだろうか。
たかが米屋ごときが、産地に対して意見を言う事、そのものが間違っていたのだろうか。
もしそうだったのなら。
自分は、とんでもない思い違いをしていた事になる。
自分の思いは、産地には伝わっていない。
必要とされていない。
しばらく前から思い始めていた事ではあるが、今年になってから、それを強く感じ初めている。
頼まれてもいないのに、色々と意見を言われるのは、確かに迷惑である。
それは判っているが、それが切っ掛けとなって、良い方向へ進むかもしれない。
そんな思いがあったから、色々と口うるさく意見を言い続けていた。
でも、伝わっていない。
今までの自分の行動は、ほとんど評価されていない。
そんな気持ちになっている。
すべての産地を元気に!
そんな思いは、そろそろ「潮時」なのだろう。
たかだか2年先ですら、判らないだろう。
ただ、良くなっていくとは、誰も思っていないと思う。
自分も、良くなるとは思っていない。
「10年後に、どれだけの産地が、生き残っているのだろう」という思いだけである。
産地の死は、米業界の死でもある。
日本中で「お米がいらない」というのであれば、それは時代の流れなのだから、素直に受け入れるしかないだろう。
日本の食文化が嫌いだ、和食が嫌いだというのであれば、致し方ないだろう。
しかし、まだ、そこまでには至っていない。
子供たちの中では、お米好きも増え続けている。
和食を見直してくれている人たちも増えている。
そして、農業に関心を持っている若者もいてくれている。
では、米業界としては、今何をするべきなのだろうか。
地域の米屋としては?
そして
自分としては・・・
何が出来るのだうか。
何をするべきなのだろうか。
自分なりの答えは、産地を死なせないための、ブランド米を作る事だった。
だから、依頼があれば、どんな時でも必ず産地まで飛んで行った。
そして、自分が持っている知識の全てを使って、少しでも早い時期に、そして、少しでも良いブランド米に育ててあげようとしていた。
しかし、ここへ来て、産地と自分の歯車が合わなくなってきている。
自分の言っている事は、産地にとっては無理難題な事なのだろうか。
産地に対しての提案は、迷惑な事なのだろうか。
やりたくも無い事を、無駄に強要しているだけなのだろうか。
「少しでも多くの産地に元気になってほしい」という思いは、おせっかいの事なのだろうか。
たかが米屋ごときが、産地に対して意見を言う事、そのものが間違っていたのだろうか。
もしそうだったのなら。
自分は、とんでもない思い違いをしていた事になる。
自分の思いは、産地には伝わっていない。
必要とされていない。
しばらく前から思い始めていた事ではあるが、今年になってから、それを強く感じ初めている。
頼まれてもいないのに、色々と意見を言われるのは、確かに迷惑である。
それは判っているが、それが切っ掛けとなって、良い方向へ進むかもしれない。
そんな思いがあったから、色々と口うるさく意見を言い続けていた。
でも、伝わっていない。
今までの自分の行動は、ほとんど評価されていない。
そんな気持ちになっている。
すべての産地を元気に!
そんな思いは、そろそろ「潮時」なのだろう。