日本農業新聞e農ネットに「集落営農で6割に 後継者確保難しい 販路、資金以上に苦心 農水省14年度調査 (2015/6/29)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
全国にある集落営農組織の約6割が、「後継者となる人材の確保」を組織運営上の主な課題に挙げた(複数回答)ことが、農水省の調べで分かった。
同省は、2014年度の集落営農活動の実態調査で、新たに「組織運営の課題について」を設問項目に加え、全国の集落営農組織の9割が「課題がある」と答えた。
「後継者の確保」に次いで「オペレーター等の従業員の確保」が約4割と多かった。
農産物の販路や設備投資の資金工面よりも、人材確保の方が大きな課題であることが浮き彫りになった。
同省は「集落全体で高齢化が進んでいる。将来を見据えての課題だ」とする。
また、全国の集落営農の約3割が「経営を引き継ぐ予定者がいない」としている。
集落営農数は1万4852件(15年3月現在)で、11年からほぼ同じ規模で推移している。
そのうち法人は3622件で、前年に比べ400件近く増加。
集落営農全体の24.4%を占める。
同省は「(非法人からの)法人化への転換が多く、着実に増えてきている」と説明する。
このほか、法人化した集落営農のうち、総収入が3000万~5000万円が34.9%で前年の40.2%に比べ減少している。
施設設立時と比べ、全国の集落営農の約5割が「総収入が減少した」と回答。
収入が2割以上減少した割合は、法人で19.6%(前年4.1%)、任意組織で24.8%(同8.7%)。
集落営農組織の大半が米農家であることからも、米価下落が影響しているとみられる。
調査は、農産物の生産・販売を行う2940集落営農の代表者から回答を得た。
というもの。
書かれている通り、今は売れているとしても、後継者がいなければ意味が無い。
では、どうするのか?
法人化にすれば生き残れるのか。
担い手は喜んで増えるのか。
そんなことはあり得ない。
内容は以下の通り
全国にある集落営農組織の約6割が、「後継者となる人材の確保」を組織運営上の主な課題に挙げた(複数回答)ことが、農水省の調べで分かった。
同省は、2014年度の集落営農活動の実態調査で、新たに「組織運営の課題について」を設問項目に加え、全国の集落営農組織の9割が「課題がある」と答えた。
「後継者の確保」に次いで「オペレーター等の従業員の確保」が約4割と多かった。
農産物の販路や設備投資の資金工面よりも、人材確保の方が大きな課題であることが浮き彫りになった。
同省は「集落全体で高齢化が進んでいる。将来を見据えての課題だ」とする。
また、全国の集落営農の約3割が「経営を引き継ぐ予定者がいない」としている。
集落営農数は1万4852件(15年3月現在)で、11年からほぼ同じ規模で推移している。
そのうち法人は3622件で、前年に比べ400件近く増加。
集落営農全体の24.4%を占める。
同省は「(非法人からの)法人化への転換が多く、着実に増えてきている」と説明する。
このほか、法人化した集落営農のうち、総収入が3000万~5000万円が34.9%で前年の40.2%に比べ減少している。
施設設立時と比べ、全国の集落営農の約5割が「総収入が減少した」と回答。
収入が2割以上減少した割合は、法人で19.6%(前年4.1%)、任意組織で24.8%(同8.7%)。
集落営農組織の大半が米農家であることからも、米価下落が影響しているとみられる。
調査は、農産物の生産・販売を行う2940集落営農の代表者から回答を得た。
というもの。
書かれている通り、今は売れているとしても、後継者がいなければ意味が無い。
では、どうするのか?
法人化にすれば生き残れるのか。
担い手は喜んで増えるのか。
そんなことはあり得ない。