うやむやにできないこと～東京都議会の暴言第三弾～

◆初夏の山
　

連日、書きたくないと思っている事件について書かざるを得ない状態になっている私ですが、今日もまた、「うやむやにできないこと～東京都議会の暴言～」を書き込むことにしました。

子育て支援について発言していた某議員への蔑視発言の犯人が名乗り出ました。
昨日のニュースで見ましたが、単なる一般的なヤジと思って発言したことが取り返しのつかない結果になり、事の重大さを余り認識していなかったようでした。

蔑視発言をしてから5日が経ち、やっと名乗り出たということと、発言した後に本人がインタビューに答えていた内容を見るに「ウソ」をついていた報道がされていました。
何とも哀れというか、これで政治生命が危うくなるのではと心配する内容でもありました。

それにしても当人の他に、「産めないのか」というヤジなど複数の発言があったと言います。
その犯人はまだ名乗り出ていないようですが、折角、総会まで開いて話し合いがされた結果、他の発言者を特定できなかった、名乗り出なかったようで、ますます、当事者が所属する政党の体質は如何なものかと思わざるを得ませんでした。

これだけ世界を騒がせた事件でウミを洗いざらい出して再出発する気概がないと、先行き暗雲が垂れこめ取り返しのつかない結果になるのではと思われる事象に情けない気がしてなりません。

恐らく世論は黙っていないかと思います。
生卵を投げられるだけでは済まなくなるかもしれません。

世界の人々を「お・も・て・な・し」する気持ちがあるのなら、先ず、素直な美しい心をもってお招きすることが大事なのではないでしょうか。
一人だけで幕引きをして解決できる問題でもなさそうです。
人権侵害にもなり得る発言に世界が注目していることを忘れてはならないのではないでしょうか。