日経ナショナル ジオグラフィック社 さんから
ナショナルジオグラフィック 2010 11月号 を送って頂きました。
恥ずかしながら、私は初めて手に取った雑誌でしたが
米国ワシントンD.C.に本部を置く、世界最大の非営利の科学・教育団体である
ナショナル ジオグラフィック協会 の発行で
発行部数は850万部、世界180ヵ国で購読されている120年の歴史を誇る雑誌だそうです。
世界中の自然に焦点を当てたテーマを、写真を中心に紹介されています。
癒される写真もありますが、その一方でリアル過ぎて、衝撃だったり、驚愕だったりの写真もあり
自然の置かれている危機的状況にも目をそらさない、踏み込んだテーマがつづられています。

この号の特集は・・・・
日本縦断 3つの海と魚たち
日本を取り巻く様々な温度帯の海と。そこに息づく個性的な生き物たち。
アステカ 解明される王国の謎
メキシコ市で出土した数々の遺物から、アステカの偉大な王の実像に迫る。
シリーズ 地球と、生きる
動物たちの地球大移動
動物たちが断固たる使命感を抱いて繰り広げる、壮大な旅を追う。
内戦を生き抜いた野生動物
2005年に内戦が終わり、南部スーダンの草原に動物たちが戻ってきた。
南部スーダン 独立への苦闘
北部との長く激しい内戦の果てに、少年兵が見つけた希望と平和。
その中から私のお勧め記事のご紹介です。

伊豆鳥島に飛来したアホウドリの様子が、リアルにかわいく紹介されています。
乱獲で絶滅に瀕していた、鳥島のアホウドリが
今は200羽を越えるまでになったことや、彼らの生態が分かります。

こちらはちょっとコミカルな豚の貯金箱のような画像ですが
実は学名はついていないけれど、ホヤの仲間で
小笠原諸島父島沖の洞窟の岩陰での撮影だそうです。
こういう生き物もいるんだと思うと、ほんわかとした気持ちになりますね。

動物たちの大移動という特集付録の裏は、世界地図になっていて
地図好きの私としては大変嬉しい付録でした。
自然と人間の共存、気候の変化や戦争で変わって来る動物たちの生態系など
色々考えさせられるテーマがいっぱいです。
興味のある方は、こちらを
ナショナルジオグラフィック を覗いてみてくださいね。
もうすでに12月号が発売になっているので、そちらの特集もチェックしていただけると嬉しいです。
応援よろしくお願いします