都立9庭園 と呼ばれる東京都の管理下の庭園があります。
これまでに 六義園 清澄庭園 旧古河庭園 旧岩崎邸庭園 を、このブログでご紹介していますが
一昨日 旧芝離宮恩賜庭園 と 浜離宮恩賜庭園 を歩いてきました。
12月とは思えない気持ちのよいお散歩日和の日曜日。
電車を浜松町で降りて、すぐ裏手に当たる 旧芝離宮恩賜庭園 の門をくぐります。
江戸初期の大名庭園の一つで、回遊式泉水庭園の特徴をよくあらわした庭園です。
幕末頃、紀州徳川家の芝御屋敷となり
明治4年には、有栖川宮家の所有となり、同8年に宮内省が買上げ翌9年に芝離宮となりました。
日本庭園を取り囲むようにそびえ立つ、周囲の近代高層ビルが
現代風の様相を醸し出し、不思議な眺めと趣を演出しています。
旧芝離宮恩賜庭園 を出て新橋方面に進むと現われるのが 浜離宮恩賜庭園 です。
潮入の池と二つの鴨場をもつ江戸時代の代表的な大名庭園で、将軍家の鷹狩場となっていました。
歴代将軍によって幾度かの造園、改修工事が行なわれ、十一代将軍家斉のときに、ほぼ現在の姿の庭園が完成したそうです。
明治維新ののちは皇室の離宮となり、昭和20年に東京都に下賜されて、翌年より一般公開されるようになったそうです。
こちらも日本庭園と、周囲にそびえ立つ近代建築のコラボが美しい公園ですが
芝離宮の5倍以上の面積を持つ上に、東京湾に面しているため、より奥行きのある荘大な景色が楽しめます。
鴨を捕獲するときに使う覗き小屋が2つ残されています。
公園内に、水上バスの発着場があります。
浜離宮を出て、新大橋通りを進み 築地場外市場へ
お昼時も過ぎた時間でしたが、かなりにぎわっていました。
行列のできていた 串玉 (串刺しの卵焼き)を食べました。
結構ボリュームがあるのに1本100円。
出汁の効いたカステラ?って思うほど、甘くてふわふわジューシーでおいしかったです。
この後ちょっと遅めのお昼をとり、昭和通りを進み日本橋まで歩きました。
なかなか充実のお散歩コースでした。