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nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

宮部みゆき かまいたち

2014-01-30 15:48:33 | 本・雑誌・ドラマ
みやべみゆきさんの かまいたち を読みました。
推理小説作家として有名な宮部みゆきさんですが、実は時代小説も多く手掛けています。
私はあまり時代小説になじみがなく、宮部さんの時代小説の世界には初めて踏み込んでみたのですが
ミステリーの要因もたっぷりで、すぐに引き込まれてしまいました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
夜な夜な江戸市中に出没する辻斬り「かまいたち」。
町医者の娘おようは、夜おそく父を迎えに出て、かまいたちに出会ってしまう。
長屋の向かいに越してきた目つきの鋭い男新吉は、目撃者のおようを追ってきたかまいたちなのか?
あっと驚くどんでんがえしの表題作「かまいたち」ほか、全4編収録。

全4編のうち、後半の2編はのちにシリーズ化される
岡っ引き六蔵の妹で一膳飯屋の看板娘、霊験お初が活躍する作品になっています。
個人的に一話めのかまいたちが一番後味がよく、好みでした。
お初の登場する作品では、現代の世ではありえないような超常現象が起こりますが
江戸時代のお話だと思うと、超能力もすんなり受け入れられる気がしました。
また青い鳥文庫でも出版されていて、少年少女の時代小説入門にもなっているようです。

この作品出版はあとになったものの、宮部さんの非常に初期のころに書かれた作品だそうです。
元々、現代ミステリーと時代小説を並行して書かれていたんですね。
宮部さんにはSFっぽい作品もあるので、幅広い発想と作風を持ち合わせた才能豊かな作家さんですね。

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