nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

吉田修一 橋を渡る

2019-11-13 21:05:31 | 本・雑誌・ドラマ
吉田修一さんの 橋を渡る を読みました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
ビール会社の営業課長、明良。
都議会議員の妻、篤子。
テレビ局の報道ディレクター、謙一郎。
それぞれの悩みや秘密を抱えながら、2014年の東京で暮らす
3人が人生の中で下した小さな決断が驚愕のラストへとつながるー
「週刊文春」連載時から話題沸騰。
吉田修一史上、最も熱い議論を呼んだ意欲作を文庫化。

吉田作品は、これまで切ない犯罪者、非情な工作員など、ハードサスペンス系の物語を多く読んできましたが
これは全く趣の異なる、まるで奥田英郎さんと、星新一さんが乗り移ったかのような摩訶不思議感。
そこに突然、カズオイシグロさんの「わたしを離さないで」のシリアスさが入り混じり
着地点がよくわからないままに戸惑いながら読み進めましたが、なかなか奥が深い作品でした。

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