お月さまを 眺めていると
工藤 直子さんの こんな詩を 思い出しました
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あいたくて
だれかに あいたくて
なにかに あいたくて
生まれてきた
そんな気がするのだけど
それが だれなのか なになのか
おつかいの とちゅうで
迷ってしまった子どもみたい
とほうに くれている
それでも 手のなかに
みえないことづけを
にぎりしめているような気がするから
それを手わたさなくちゃ
だから
あいたくて
お月さまを 眺めていると
工藤 直子さんの こんな詩を 思い出しました
********
あいたくて
だれかに あいたくて
なにかに あいたくて
生まれてきた
そんな気がするのだけど
それが だれなのか なになのか
おつかいの とちゅうで
迷ってしまった子どもみたい
とほうに くれている
それでも 手のなかに
みえないことづけを
にぎりしめているような気がするから
それを手わたさなくちゃ
だから
あいたくて
雲ひとつない 真っ青な空に
輝くばかりの 白い花
センニンソウ(仙人草) です
どこが 仙人???
白い髭がある実を 仙人にみたてたとか・・・
爽やかな 秋の日
台風が 深い傷跡を残したことが 嘘のよう
いま 畑の周りは 白いニラの花が真っ盛り
散歩道でも 白い花が 目に留まります
仙人草 ジンジャー ギボウシ・・・
ヒマワリの花が 枯れ始め
夏の終わりを 告げています
虫の音も ひときわ 高くなりましたね
どんな模様の 雲がいい?
雲帳を ひっくり返しながら
ああでもない・・ こうでもない・・・
秋の ファッションは まず 空から !
高く 高く 吸い込まれそうな 空の色に
さあ 今日は どんな柄の 雲にする?
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機織物の端切れを張り 柄見本とした 大福帳のようなものを
「 縞帳(しまちょう) 」と いいます
子に織柄を伝える「教本」として
また 織り手が 自分の作品を問屋に売り込む「名刺」として
使われたそうです
*****
まん丸い くす玉が 割れて
中から 出てきた 出てきた !
様々な形の 花やら シベやら ガクやら 蕾のようなものが・・・
まるで 女の子の おもちゃ箱? 宝石箱? みたい
タマアジサイの玉が 次々に 「 ポン! 」と はじける
忘れたままでいい 記憶
埃を払ってみたら
思いがけず 懐かしく 優しいものに 変わっていた
足元で ジッジッジッと 命尽きかけた 蝉
木立ちは まだまだ 蝉の声が 喧しいけれど
いつの間にか オーシン ツクツク・・・の声が 優勢に
いや いや まだ 夏は果てぬと
ミ~~ン ミ~~ン・・・
そう カナ? カナ カナ カナ・・・
夏と 秋との綱引きは まだ 続きそう
1枚目 3枚目 ミンミンゼミ
4枚目 アブラゼミ
5枚目 ツクツクホウシ でしょうか?
夏の終わりは
ゆるり ゆるりと
夢の中
メジロの巣の中には 生まれたばかりの4、5羽のヒナが 死んでいました
なぜ 親鳥が育てようとしなかったのか 謎です
穴を掘って 乾燥させた柔らかなハーブの葉を敷き詰め
巣ごと そっと置いてやりました
上も たっぷりの葉で覆い 土をかけ
千日紅の花を 手向け 弔いを・・・
今日から9月 心を新たにして
秋を 歩き始めなければ