休耕田のハーブたち

新潟の風土で元気よく育っている
休耕田のハーブたち。
ハーブたちの四季とハーブを通した生活を
ブログにしました。

半化粧と半夏生

2010-07-08 20:17:52 | ハーブと仲間たち
昨日、佐潟周辺の水辺の植物と散策コースのチェックに出掛けました。
ハスが例年に比べ極端に少ないのは残念でしたね。

佐潟を散策中に「半夏生」を発見しました。
夏至から数えて11日頃の日を半夏生というそうです。
半夏生の頃に花を付けることから「半夏生」と呼ぶようになったそうです。

「半夏生」は穂のような白い花を咲かせます。
花に近い葉の部分が白くなります。
化粧をしたように白くなることから半化粧とも呼ぶようです。

花が咲き終わって夏の盛りの頃になると白い葉の部分は色落ちして
緑色っぽくなります。

私は半夏生の頃になると「あっ、この草は半夏生だ!」と分かりますが、
季節が変わると分からなくなります。
今まで、この時期に佐潟を散策しなかったため気付かなかったのでしょう。

私が「半夏生」を知ったのは園児の祖母が「半夏生」を幼稚園に持ってきたことでした。
「昔は田んぼの周辺によく生えていましたが、最近は見かけなくなりました。」
との話が印象的でした。
暑い時期に涼を呼ぶ花の一つです。

西区佐潟には「半夏生」の群れがあちこちにありました。
葉の半化粧(葉の半分が化粧をしたように白くなることからか。)が小さくなっている
所を見ると、そろそろ化粧がとれて、緑っぽくなるのでしょうか。

7月29日はJHS主宰の月例勉強会が佐潟で開催されます。
「29日に佐潟へお出でになるJHSの皆様に見ていただきたいよね。」
「それまでもってくれるかなー。」
「むー、難しいかな。」など話し合いながら散策コースを見て回りました。

半夏生、半化粧、別名片白草
ドクダミ科ハンゲショウ属の多年草。
6~8月の開花
花は小さい集団花だが、上部の葉が白くなる。
葉の色の変化を楽しむ野草。
湿地に生える。半日陰地でも栽培可。

化粧をするのは短い期間です。
近年は生花店でも見かけるようになりましたが、
自生する「半夏生」を見るのは格別です。



コメント
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