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自転車ロードレースやロングライドの話題が中心です。
脊椎関節炎と付き合いながら生活しています。

腸脛靭帯炎への対策

2008-06-19 14:28:35 | 自転車
1ヶ月くらい前にオロフレ峠を走った後半に左膝の外側が痛くなり、それが100km以上を走る度に踏み込めないほどではないものの痛みを感じるようになった。
1週間前の朝里峠~定山渓ルートを走ったときは、最初からけっこうギアをかけてスピードを上げていたにもかかわらず、100km以上走っても痛みはわずかなものだったので良くなっていたのかもしれないが、その後、毎日の帰宅時にウオームアップ無しで強く回すトレーニングをしているのが悪かったのか、痛みがぶりかえしてきていた。
実は、10年くらい前に毎日ランニングをしていた頃にも同じ箇所に痛みを感じたことがあったが、走る距離がせいぜいハーフマラソンだったので、あまり気にせずにそのままにしておいたらいつのまにか治っていたことがある。今回は、へたすると途中で走れなくなることもあるので心配になっていろいろ調べてみたところ、どうやら「腸脛靭帯炎」らしいことがわかった。
原因は「オーバーユース」、つまり自転車に乗りすぎたということだ。年齢的な要因もあるのかもしれないが、クリートを外す動作にも原因があるのかもしれない。左足の踵を外側に捻ってクリートをペダルから外すのだが、その瞬間は極端な内股になっている。その動作は停車する度に繰り返されることになるのでクリートにゆがみが生じ、それがペダリング時に影響しているということも考えられなくもない。たしかに、SPD-SLのクリートの先の丸い部分は歪んでいて、左のペダルが落ち着かなくて、よく捻って位置を修正する動作をしていることがある。クリートの交換も必要かもしれない。

予防方法は、ウオームアップを十分やること、ストレッチも欠かさないこと、十分に休息すること、内股気味にならないようにクリートの調整をしたりペダリングフォームをチェックすること。運動前のオイルマッサージも意味がありそうだ。
自分でできる積極的な治療としては、ストレッチ、アイシング。
一旦、炎症を起してしまった組織は硬くなったり厚くなったりして、スムーズな動きが妨げられ、それが靱帯にとってストレスとなるので、今後も繰り返し発症する可能性があるだろう。その意味では、キネシオテープなども試してみる価値はあるかもしれない。
どうしようもなくなったら整形外科に行って超音波をあててもらおう。


朝里峠~定山渓

2008-06-16 09:22:58 | 自転車
たまには西の方向に行ってみようと、昼過ぎから出かけようと考えていたが、なんだかんだ時間がかかり、結局13:30頃に朝里峠に向けて出発した。18:00には戻ってきたいと甘い予測での出発だった。
補給食は、SOYJOY1個、カロリーメイト1パック、グリコCCDドリンクを2ボトルだ。出発前に「Super VAAM」を飲んでみた。けっこう美味しい。(笑)
札幌新道を西に向かうが、信号によ~くひっかかって予想外に時間がかかってしまい、新川通に出た頃には既に1時間半が経過していた。ここから3時間で朝里峠を越えて定山渓経由で戻ってこれるのだろうか?と心配になり、手稲山に登って終わりにしようかとも考えたが、せっかくここまできたのだからと貧乏根性を出して、そのまま朝里峠を目指すことにした。
海側からけっこう強い風が吹いていたので速度が気になってサイコンを見たら・・・「0km/h」?センサーの位置を少しずらしたりしてみたが反応無し・・・。銭函のセブンイレブンでセンサー側の電池を調達して入れてみたが、反応は思わしくない。本体側の電池なのかもしれないが時間もないので先を急ぐことにした。家に戻ってからググってみたら、同様のトラブル事例がたくさん出てきた。どうやら本体とブラケットの接触部分に問題があるらしい。接点復活剤でもかけてみるか。
R5に出てからは交通量が多いものの路側帯が広く走りやすかった。ここまでけっこうギアをかけて急いで走ってきたのだが、SuperVAAMのおかげ(笑)か脚はよく回った。
R5を左折して朝里ダムに向かって登り始めた。ダムまでの勾配は緩やかだったが力をセーブして走ったせいか、寒く感じたのでニーウオーマーを装着。ダムを超えたあたりの温度計では12度。寒いはずだ。
朝里峠まではけっこうな距離があり、しかも場所によっては勾配も厳しかった。登りのペダリングはどうやったら効率よくなるのか、いろいろ試しながら走ってみた。やはり、いろんなペダリングをまんべんなく使って一カ所に負荷が集中するのを避けることがよさそうだとの結論に達したが、それでも辛くなって覆道の少し手前で休憩を入れた。山の中だったので虫にたかられるかとビクビクしていたが、気温が低かったせいかほとんど虫は現われなかった。
ほんの2、3分休んだだけで脚が劇的に軽くなるから不思議だ。やはりまだまだ負荷が一カ所に集中した走りになっているのだろう。峠の厳しさではオロフレにはかなわないものの、朝里峠もかなりキツイ峠だった。
覆道をいくつか超えてトンネルに入ると、途中で札幌と小樽の境界が標示されていた。写真を撮ろうかとも思ったが、トンネルの中で停車するのもちょっと怖かったのでそのまま通過。トンネルを出たところで自宅に電話を入れて18:00には戻れなさそうな旨を告げて出発。札幌国際スキー場を通過して気持ちのよい下りをスピードを上げて先を急いだ。途中でロードレーサーに乗った年輩の方を追い越したのが今回唯一見かけたローディーだった。どこまで下るのか、長い長い下りを走り、右手にダム湖が見えてきた。このあたりも若干下りになっているのだろうか、なんとかスピードを維持して走るが、トンネルがいくつもあって路面状態に気をつかいながらの走行となった。
しばらく走ると定山渓に抜けたが、足湯につかっている時間はないのでそのまま石山通を急いで北上。途中で噂の「長崎チャンポン」(ちゃんぽん店 ジュン)の幟を見つけ、フラフラと寄ってしまいそうになったが雨が降ってきたので誘惑を振り切って先を急いだ。17:00過ぎの石山通はバスが多く、バス停での停車も多いので後続の車に気をつけながらバスの走行を妨げないように気をつけて走った。
石山通から西岡に抜ける分岐で雨が強くなってきたのでヘルプを頼もうと自宅に電話したがつながらず。とにかく先を急いだ。西岡の手前の紅桜庭園近辺の激坂でヒイコラ登っていると携帯が鳴り、自宅近辺は雨が激しく降っているとのことでヘルプを要請。羊ヶ丘通の六花亭で待ち合わせをして車でピックアップしてもらった。あと7kmくらいのところでDNFとなった。この時点で18:00。そのまま自宅まで走ったとしても18:30頃の到着だっただろう。朝里峠~定山渓のコースは自宅からだとおよそ120kmで時間にして5時間くらいだ。午前中早い時間に出発すれば、昼食までには戻ってこれるので、手軽に100km超えできて、峠も越えることができ、下りも爽快な楽しいコースだ。また一つ好きなコースが増えた。


野幌森林公園~R274~エルフィン

2008-06-13 09:30:50 | 自転車
帰宅時に時間が取れる日は、遠回りをしてトレーニング(のつもり)している。
時間的に40分くらいの距離なので、できるだけ負荷を高くすることを意識し、ギアを1枚か2枚重くして、わざわざ辛い状況を作っている。森林公園に入って立命館高校までの緩い登りでタレないように頑張って、高校を過ぎたところから平坦なガタガタ道を抜け、あとはゴルフ練習場まで爽快な下りが続く。この下りでケイデンスを上げる練習をしている。チェーンリングが小さいので回しきってしまう気がしていたのだが、どうやらペダリングフォームに問題があったようだ。
いつも拝見し参考にさせていただいている「konちゃんの虫眼鏡」というブログで”股で挟むペダリング”という解説があった。最初はどういうことを指しているのかわからなかった。いろんなブログや雑誌で「レーパンの内側が擦れて破れた」とか「トップチューブを擦るようなペダリング」といった情報を見たことがあったので、膝を内側に絞るって事なのか?と思ってやってみたが、どうもしっくりこない。しかし、下りで路面のガタガタが続くところでは無意識に内股をキュッと締めてバイクを安定させていたことに気がついた。これまでは太股は自然な状態でまっすぐ踏みおろすことを意識していたが、太股の付け根部分を内側にキュッと絞り込むようにし力をかけることでペダリング時にダイレクトに力が伝わっているような感じを受けた。こういうことなのか・・・まさに「股で挟むペダリング」だ。
結果としてこれまでより少しだけ膝が内側を向くがトップチューブを擦るほどではない。たぶん、骨格の違いにもよるところがあるのだと思う。太股の付け根をキュッと内側に絞り込むフォームはペダリングを安定させ、ペダルにダイレクトに力を伝えられる効果があるのではないかと感じた。意識して続けてみようと思う。気づかせてくれたKonちゃんさんに感謝。
R274に出てからはダラダラと続く登坂をギアを重くして、できるだけスムーズにペダルを回すように頑張ってみるが、頑張る走りを続けるためには細かいポジション調整が必要だと感じている。例えばクリートの位置だ。どうしても左脚のクリートの位置に違和感がある。怪我の影響もあるのだと思うが、もう少し位置決めをいじってみようと思う。
R274の坂を登り切って左折してエルフィンロードに入ると、そこからはできるだけスピードを上げて走る。ペダリングをスムーズにすることを意識しながら、登りでもギアチェンジしないで重いまま回し続ける。そしてパンパンになった脚で最後の橋の登りを全力ダンシングで駆け抜ける。この橋の坂は後ろにずっとついていたMTBにダンシングでちぎられた坂なので、自分も苦しい中でもダンシングで駆け抜けられるようになりたいと思って意識して取り組んでいるところだ。苦しいけど自分には負けられない。
こうなってくると通勤用のMTBにもサイコンが欲しくなってきた。新DURAも発表されたというのに、サングラスやヘルメットなど物欲は尽きない・・・。(笑)


久しぶりに支笏湖線ショート

2008-06-09 11:06:09 | 自転車
久しぶり(4月29日以来)に朝6:30から「滝野~支笏湖線~R117~恵庭~北広島~エルフィン」のコースを走ってきた。今回はkuribo師匠と二人だ。
走り始めた頃は寒かったのだが、徐々に温度は上がり、最終的には強い陽射しと爽やかな風で、とても気持ちの良いサイクリングだった。そろそろボトルは2本持って行った方がよいかもしれない。
このコースは、およそ80kmあるが、交通量の少ない区間が多く、登りが支笏湖線の最初の2つだけで、それ以降は緩い下りか平坦なので、スピードを楽しみながら2時間40分以内で走ることができる。あまり時間がないときでも、それなりの距離を走れて、体力的にはヘロヘロにはならない程度に余裕を持って走り終えることができる、お気楽なコースだ。
kuribo師匠は少し前まで膝と腰を傷めていたので、無理せず休憩しながらの走行となった。
後半の恵庭から江別までの退屈な区間は、幸運なことに追い風が吹いてくれたので40km/hオーバーで巡航し、そのままの勢いで北広島周回コースの坂を一周した。何度走ってもキツイ坂だ。
北広島駅前で歩道橋に登ろうと自転車を止める寸前で、kuribo師匠のリアタイヤ付近から「パキン!」と金属が折れるような音が。よく見るとチタン製のスポークが一本折れていた。そのままではフレてしまい、ゆっくりでも走行は難しいので自動車で回収となった。
帰宅後は平岡イオンのYOSAKOI会場で踊りを見学したのだが、うっかり日焼け止めを忘れてしまい首の後ろがヒリヒリと痛くなってしまった。これからのシーズンは、自転車で走るときも日焼け対策は重要だ。
このコースはそこそこの走行距離はあるが、普通に気持ちよく走る強度なら翌日まで疲労を残すことがないので、夕方19:00過ぎまで明るいこの時期なら、16:00出発でも明るい内に戻ってくることができ、信号が少ないので、がんばって走ればそれなりに心拍を上げることもできるので、便利なコースだ。


7900 DURA ACE の互換性

2008-06-07 14:18:39 | 自転車
何度も峠を登り下りするような山岳コース用にコンパクトクランクが欲しいと考えている。
支笏湖コースだけなら39T×25Tがあればなんとかなっているのだが、もっと距離の長い峠をいくつも越えるようなコースを走るときはコンパクトの方が圧倒的に楽だ。自分が走るのはレースではないのでスピード命じゃなくてよい。中山峠~広島峠~美笛峠~ポロピナイのコースを走る前に、コンパクトクランクの導入を検討したが、資金も乏しいし、そんなに山岳コースを走ることもなかろうと、見送っていた。
しかし、山岳を含むロングライドを経験してからは、山岳コースの面白さに目覚めてしまい、今後のロングツーリングは山岳コースが多くなりそうだ。
今のチェーンホイルは山岳以外のコース用に必要なのでオク行きにせず、新たに交換用としてコンパクトクランクを物色している。といっても、shimano以外を使う気は無い。そんなときに新DURA ACEの発表があった。予定価格の情報ではチェーンホイルは5万円以上・・・高すぎ。しかも互換性チャートを見ると7800との混在は難しい部分もありそうだ。
う~む。