ちょっと一休み、道草人生

脳内出血で、仕事、仕事の生活から一転、
夫や友達に支えられ、色々な出会いや様々な発見があったり
これってステキ♪♪

ボケ…認知症

2010年09月02日 | 読み物


いい医者 いい患者 いい老後  
「いのち」を見つめるふたり旅   永六輔・内藤いづみ、共著

久し振りの読書でした……この本からの、抜粋

永 …… 一番の関心事は認知症なんだけど、
     昔はボケっていっていました。ボケじゃダメなのかしら?

内藤 … やっぱり医学博士達の陰謀でしょうか。

永 …… だけど、認知症というのは、認知できる症状ですよ。
     何度もいっているけど、どうしても納得できないの。

内藤 … そうですね。非認知症じゃないとおかしいですよね。

永 …… 理屈からいってもおかしいですよね。

内藤 … でも、認知って言葉、なんだかそれは、ボケたというのをこうオブラートで
     包んで隠してみたいな感じがあって……。
     認知症の数は全国で百五十万とも二百万人ともいわれています。
     私としては認知症と呼ぼうが、ボケと呼ぼうがあまり変わりがないように感じます。

永 …… 最初に忘れないうちに、沖縄県と青森県・津軽の話をします。
     沖縄県では「カジマヤー」という式次第があって、おじいちゃんやおばあちゃんが、
     ちょっと怪しくなって、ボケてきたなぁと感じると、小さな風車をもたせて、
     村中、町中を回るそうです。
     そうすると村の人がみんなで「あ、あそこのおばあちゃんボケたんだから、
     ちょっと手伝おう」ってなるわけです。それが沖縄県。
     津軽は二度童子と、いって二度目、また赤ちゃんになりました。
童子って赤ちゃんよね。
     だから、町の人も家族もみんなで赤ちゃんの扱いをしてあげる。
     そういう優しさがあったんです。そういう風習はいいなと思いますね。
     でも、両方とも、沖縄県も津軽も人権無視と言われ人権問題で禁止されたんです。

内藤 … そういう呼称も使っちゃいけないんですか?

永 …… 使っちゃいけないそうです。考え方の違いでしょうね。
     本当にボケてきたおじいちゃん、おばあちゃんをみんなで介護する優しさとか、
     あったかさが本当は必要だと思うんです。



“ボケ”という言葉は自然に使っていた……思い返せば、私も回りも、使っていた!
友達とはふざけて、「私、“まだらボケ”だから…」とか、
「貴女、“まだらボケ”じゃないっ」など、随分言っていたなぁ~~
だけど、嫌な感じは全然なかった…尤も、親しくなければ、言えないかも……
                   ちょっと、考えちゃう言葉でした。


小川糸さんの「ペンギンの台所」は、読んでいて、思わずホッとする内容でした。
食べ物への思いとか、考え方に、同じものがあって、私は好きです♪
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ネコも……

2010年09月02日 | 生活・日常


もう、九月に入ったのに……うだるような暑さ!!

我が家は11階にあって、冬は暖かいけど、夏は陽当りが良すぎて、とても暑い!!
クーラーは、入れっぱなし……設定温度は27度でも、室温は33度!

自主トレも、暫くお休み…したい?!
この時期に頑張っている、お仲間の皆さん、すごいなぁ~~

ネコは陽が適当に当たって風が通る、気持ちの良い場所を知っている……賢いなぁ!
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