のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

やっぱり、菜の花が見たくて…。

2012-03-20 20:45:52 | 日記

 春の訪れを告げる花…菜の花。

                       

 

 ぜひ見たいと思いつつ、なかなか機会を得ませんでしたが、昨日テレビで、神戸総合運動公園の菜の花のことをやっているのを見て、急遽行く事にし

ました。

 

 「神戸総合運動公園」へ行くには、三宮から地下鉄に乗り換えて、数駅行った「総合運動公園駅」で下車します。

                  

 

 駅前には、可愛いオブジェが置かれていました。(意味はよく分からないながら、パチリ!)

                       

 

 駅からは、楠の並木道を通って、運動公園に向かいます。

                       

 

                

 

 公園内の「コスモスの丘」には、春に菜の花が咲くように、種が蒔かれるのです。

 コスモスの丘までは少し距離がありますが、がんばって歩いて行くと、目の前に、段々の菜の花畑が広がってきました。

              

 

                     

 

                             

 

                   

 

 丘を上って下を見下ろすと、菜の花の向こうに、地下鉄の列車が走っているのが見え、思わずシャッターを押しました。

                      

 

 次も上から撮った菜の花畑です。

                            

 

 もう少しお天気が良ければもっと鮮やかな写真が撮れたとは思いますが、贅沢を言ったらキリがありません。

 諦めかけていた菜の花を見る事ができただけで、満足でした!

 

                        


≪炎のコバケン≫のコンサート♪

2012-03-20 19:54:02 | 日記

 ≪コバケン≫こと小林研一郎さんは、その情熱的なタクトで、世界的にも有名な指揮者です。

 でも私はこれまで、彼のコンサートに行ったことがなく、テレビで見る機会もほとんどありませんでした。

 

 ずいぶん前の事ですが、シンフォニーホールで彼のコンサートが開かれることを知って、一度は彼の≪炎の指揮≫を見ておきたいと思い、チケット

をとっていたのでした。

 もう一つ、このコンサートに惹かれたのは、今回のコンサートが、彼の娘さんでピアニストの小林亜矢乃さんとの競演でもあることでした。

 小林亜矢乃さんのピアノを聴くのも、今回が初めてです。

                       

 

 コンサートは、一昨日の18日。

 ≪炎のコバケン≫の指揮って、どんなんだろう?、娘さんの亜矢乃さんのピアノは?

 私は、期待をもって、コンサート会場に向かいました。

 

 そして結論的にいうと、今回のコンサートは、私の期待を十分に満足させる、いや!期待を大きく上回る、素晴らしいものでした!

 

 最初に演奏された、シベリウスの≪フィンランディア≫‥この曲は、私の大好きな曲の一つです。

 ロシアの圧政に苦しめられていた、当時のフィンランドの人々の、苦しみと抵抗と闘い‥そして勝利への確信を、謳いあげた曲!

 今も、≪第二の国歌≫として、フィンランド国民に愛され続けています。

 そして、フィンランド国民ならずとも、(私を含め)多くの人々が、今もこの曲から、大きな勇気をもらっているのです。

 東日本大震災の後の「題名のない音楽会」でも、被災地に贈る曲として演奏され、人々の心を強く揺さぶりました。

 

 さて今回のコバケンのタクトによる≪フィンランディア≫は、もちろん、とても感情のこもった素晴らしいものでした。

 (大袈裟なようですが、事実)私は演奏中、何度も涙があふれそうになりました。

 

 2曲めの、グリーグの≪ピアノ協奏曲≫‥ここで、娘さんの亜矢乃さんの登場です。

 亜矢乃さんは、(こんな事を言うと怒られそうですが)お父さんと違って色白で、とても美しい方でした。

 そして彼女のピアノ演奏も‥指づかいが(手全体の動きも)とても柔らかで、音楽の中に全身をゆだねた、情感あふれるものでした。

 父コバケンの指揮する大阪フィルの音とも息がピッタリで、さすが父娘という感じでした。

 

 3曲めの、チャイコフスキーの≪交響曲第5番≫

 この曲を事前に私はあまり知りませんでしたが、演奏を聴いて、改めてチャイコフスキーの豊かな音楽性を感じることができました。

 そして、チャイコフスキーの音楽性の豊かさを存分に表現しえた、コバケンと大フィルの演奏に、聴衆からは惜しみない拍手が送られました。

 

 本当に素晴らしいコンサートでした!

 そして、その素晴らしさをもたらした大きな要因は、やはりコバケンの指揮にあると、私は思います。

 でもその指揮というのは、決して、動きの激しい、ハデなパフォーマンスを意味しているのではありません。

 ≪炎のコバケン≫という言われ方からして、私は、もっとハデな動きの指揮を想像していましたが、実際の指揮は、意外にもそうではありませんでし

た。

 ≪炎≫は、彼の指揮の仕方(外見)を表すものではなく、彼の音楽に対する“強い情熱”を表す言葉であることを、私は遅まきながら知りました。

 その情熱は、それぞれの曲に対する深い理解となり、更にそれを演奏者と共に創り出そうとする熱意と努力となって、素晴らしい音楽ができあがるの

だと思います。

 

 私は今、彼の指揮する次のコンサートに、必ず行きたいと思っています。