畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

行政刷新会議

2009-11-12 18:55:00 | 政治・経済
 行政刷新会議で現在行われている税金の無駄を省く事業仕分け。全面公開というスタイルがすごい。一事業1時間で結論というのもすごい。確かに「一時間のヒアリングで何がわかる?」という反論もあるかもしれない。しかし、全面公開ということは、この事業仕分けでおかしな論があれば、それこそマスコミは食いつき、連日報道され政府にとっての相当なダメージになる。行政刷新会議に国民は直接意見は言えないが、全面公開によって国民監視がある程度保障されているとも言える。

 そして、この連日の報道をみると、省庁が要求した事業が基本的に要求どおり存続がほとんどない(11日・12日の2日間で1事業のみ)。ホワイトボードに廃止、見直しが続く。これって画期的なことだと思う。

 この事業仕分けは来年度予算の1割でしかない。これがさ来年度予算は全面的に行われると、相当な無駄が排除できるのではないだろうか。行政刷新会議と行政刷新担当大臣恐るべし(無論、財務省の思惑はあるだろうけど)。あとは、さ来年度予算案から国家戦略局がどのような力を発揮するのかが楽しみ。

 一方で、自民党は参議院選に向けてどんな建て直し策を披露するのだろうか?日本の2大政党制政治が機能するためには、自民党の復活が欠かせない。