畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

子どもの発表会

2009-12-19 09:13:00 | 日記
 今日は子どもの保育園のクリスマス発表会。たくさんの保護者が会場に集まってきています。私も親バカなので、なぜメインの劇にうちの子が主役じゃないんだ…と憤慨していますが…そう世の中がうまくいくはずもなく。
 人生において、主役になれることなんてなかなかないですよね。大勢の前で話す機会なんてあまりないのが実情かもしれません。大物タレントがテレビドラマなんかで主役をはるのも、きっと裏で相当な苦労があるのでしょうね。それを私たちは見えている部分だけで、「あのタレントは嫌い」と言ったりしますから、多分タレント本人にとっては迷惑極まりないのかもしれません。有名になると、どんな有能な人でも、良い評価、悪い評価はどちらも必ずあるものなんですね。これを有名税というのでしょうか。戦国武将の評価しかり、内閣の支持率しかりですね。だからこそ、有名になるためには、悪い評価に耐えうる精神の持ち主でなければできないのでしょう。私は精神的に弱いので無理です。ということは、私の遺伝子を受け継いだ私の息子も、やはり主役級は無理なんですね。ああ無情。

声枯れで耳鼻咽喉科へ

2009-12-17 16:48:00 | 病気・怪我
 一ヶ月ほども続いた声枯れ。自力ではなかなか治らない。かかりつけの内科に行っても喉の痛みは治るけど、声枯れは治らない。漢方薬も試してみたし、土日の仕事のoffの日にはとにかく話さないように心がけた。インターネットで「声枯れ」を検索しても「声を出さないことが一番の治療」と言うから努力した。このままじゃ仕事もできなくなる!ととうとう仕事を休んで耳鼻咽喉科へ。ネットの口コミでいい評判。しかも駐車場はいつも満車ということもあり、受付開始時間の30分前に到着。すでに2人並んでいた(驚)
 待つこと30分。受付してからさらに30分待った末、やっと診察室へ。声枯れの話、一ヶ月続いていることを話すと、鼻の治療から始まる…。鼻?とするといきなり、「じゃあ鼻からファイバースコープで声帯を診察しますね。」と。ファイバースコープは初体験。鼻からスルスルッと入れていく。喉まで達すると結構な違和感で嗚咽が込み上げてくる。実際の時間にすると1分もないかもしれないけど、感覚の時間にすると5分くらいに感じたほど長かった。
 「声帯が赤くなって腫れていますね。治療すれば改善しますが、このまま放置したり、大声を出しすぎると声帯結石(?ポリープみたいなもの)になってしまいますよ。」と診断。さすが、名医診断も早い。吸入薬の吸引を行うとかなり声帯も楽になった。やっぱり専門医だね。

 だから、私はハッキリ言いたい。声枯れには「耳鼻咽喉科」の治療ですね。
 

声枯れ

2009-12-16 17:32:00 | 病気・怪我
 声枯れが一ヶ月も治りません。職業柄声を出さないわけにはいきません。ネットで治療方法をみて「漢方薬」「喉にタオルを巻いて寝る」とかかなりいろいろな方法を試してみましたが、効果がありません。最大の治療方法は「しゃべらないこと」と言いますが、土日に我慢してしゃべることを我慢しても、多少の改善ですぐに平日になると悪くなります。なにかいい方法ありませんか…。

中国元の対ドルレート

2009-12-10 06:34:00 | 政治・経済
 いまや「G2」とまで呼ばれるようになった中国。しかし、環境対策や人権問題などを考えるととても世界第2の国とは言えないお粗末なもの。
 中国のなかでも私が一番問題だと思うのは、経済問題だ。具体的には中国元の対ドルレートがいまでもほぼ固定相場制であることだ。中国政府により多少の切り上げはあったものの、毎年飛ぶ鳥を落とす勢いで成長する中国の実情に、レートが追い付いていない。実態以上の割安レートのおかげで中国は多額の貿易黒字を手にした。アメリカとの貿易摩擦に発展している。
 かつて日本も対ドルレートは固定相場制だった。戦後$1=¥360ときめられたが、日本が経済大国になるにあたり変動相場制に移行。プラザ合意など米国との交渉で何度も円高ドル安に。現在では$1=¥85ほどになった。円の価値が4倍以上になった。それでも日本の貿易黒字は続いた。なぜなら日本企業がコスト削減に努力し、現地生産に転換するなど関係国との軋轢を排除してきたため。結果日本はレートの割安な中国での生産に切り替えていき、国内産業は空洞化した。
 中国も国内産業の空洞化を恐れているかもしれない。ただ、割安のレートを利用し、日本やアメリカなどから貿易黒字を溜め込むような現状はよいのだろうか?もし、中国元の対ドルレートが変動相場制になれば、中国の人民元は大幅に上昇し、対日輸出も減少するだろう。そうなれば、また日本の中小企業の工場で生産するようにならないか。
 日本各地の都市部で多くの工場が閉鎖され、マンション開発がされている。工場の閉鎖は雇用減少を意味する。失業率の高さは不景気よりも構造的なもんだいではないか。ものづくり大国日本の復活を私は願っている。

続『センゴク天正記』第7巻

2009-12-02 22:55:00 | 歴史
 前回『センゴク天正記』第7巻の畠山義綱の不当な扱いについてこのブログで書かせていただきました。『センゴク天正記』の読者はどんな感想を持っているのかな?それとも能登畠山氏なんて感想すらもたれないのか?と思い、ネットで検索すると、2chにたどり着きました。どんなことが書かれているのか、誹謗中傷などガックリすることが書かれてるんじゃないかな~と思ったら、かなり議論が深くてビックリ。

 まずビックリしたのが、長続連へのツッコミ。「畠山義総・義続・義綱・義慶と四代に仕えた」と作中でされていましたが、長続連の「続」の偏諱から考えると当然、義続時代から仕えているハズであり、正しくは「三代に仕えた」となる。実際、義総期には長家の資料は見えない(一説には長英連が仕えていたとも言う)。また、能登畠山氏が“戦国小説でもちょっとしか紹介されない”という指摘もよく見ているなあと。そして何よりも驚いたのが、『センゴク天正記』作者の宮下英樹氏が七尾市の出身と指摘されていたこと。初めて知りました。だからこそ、マイナーである「能登畠山氏」を取り上げたと。

 なるほど、そうであれば、上杉謙信の描き方も非常に納得できます。謙信の一般的なイメージは、どちらかと言うと「義」に厚い好感な人物として描かれることが多い。しかし『センゴク天正記』では、非常にクールというより非情なイメージで作中に他の人物が「上杉様の義は永久かつ絶対」と言霊のように評している。作中で近江に亡命した畠山義綱が謙信に救助を求めると、クールに謙信が能登制圧後の当主は「義綱弟の義春にする」と言うし、周りの人物から七尾城や畠山一族などを超えた義を追究していると、とても能登畠山家に冷酷である。
 これって能登人が持っている一般的な上杉謙信のイメージなのでは?と思うんです。私自身も同じで、足利義輝や上杉憲政を損得勘定なく助けたのに、越中や能登は平気で平定して植民地化するのか?と疑問に思っていました。しかし、謙信も単なる義に厚い聖者のようなイメージとは違って、作中のような一般的な戦国大名と同じ、と考えると納得がいく。
 上杉謙信ファンにはすごく怒られるかもしれませんが、制圧された側の能登畠山氏の立場に立てば、そう思ってしまうのが自然なのです。武将の評価というものは本当に難しいものです。