畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

原田泰造と映画「ひまわり」

2011-02-07 22:44:00 | 歴史
日本テレビで放送している「しゃべくり007」。


この番組内で、出演者が自分のお勧めのDVDを語り、その場面を再現する、というコーナーがあった。


東京新聞の記事で、原田泰造の話はとても引き込まれる…というのが書いてあったから、泰造の時の解説を聞いた。




そこで泰造がおすすめしていたのがこの映画「ひまわり」1970年公開のイタリアの作品。


※できれば、この話はこちらの映画の曲をかけながら聞いてください(もう泣きそう)
http://www.youtube.com/watch?v=jSNGrQbo-fs&feature=related


新婚のカップルの幸せの日常。


そこに押し寄せる時代の波。


第二次世界大戦。


夫はロシアに出征することに。


戦争が終わっても夫は帰ってこない。しかし、妻は生きていることを感じ、写真を頼りにロシアに探しに行く。


何日も探し回って、そして、ある村で夫らしい男性がいる家を紹介される。


そこには、若い女性が住んでいた。事情を話すと、夫は戦争の後、女性に助けられここで暮らし、その女性と結婚し小さいながらも幸せな生活を…。


そして、夫が戻ってくる最寄駅まで現在の妻と妻が迎えに行く。


夫は、列車から降りると親しげに、そして幸せそうな顔で女性と話す。


そして…戦争でおいてきた妻の姿を見かける…


悲しいけれど、それを上回る気力で力強く夫の姿をにらむ妻…


ただ茫然と立ち尽くす夫…


そして、夫が妻に向かって歩き出しなにか言い出そうとした…その時…


妻は走り始めた列車に飛び乗る。


そして列車の中で、抑えてきた感情を爆発させて泣き叫ぶ。



再現のシーンは、最後の駅のシーン。原田泰造が夫の役。妻の役は菅野美穂。

菅野美穂は今にも泣いてしまうのではないか?というほどの迫真の演技。

さすが女優。これをみて、映画「ひまわり」にハマってしまいそうだ。

原田泰造の話し方もとっても熱のこもっていて感動した。


実は、この場面。泰造の話からラストシーンだと思っていたけど、まだ続きがあるみたい。


知りたい人はぜひ映画「ひまわり」を見てみて。とってもせつなく、泣きたい最後です。

逆転検事2

2011-02-07 20:46:00 | ゲーム

 2月3日発売の「逆転検事2」を予約購入。逆転検事って御剣怜侍が検事として登場するんだけど、なぜか事件の初動捜査をしている。検事って裁判での証拠検証じゃない?初動捜査は警察の仕事だと思うんだけど…。御剣で裁判して、「有罪」を出したい(笑)


 それにしても逆転裁判シリーズってハマるんだよね~。でもなんで「逆転裁判5」が出ないのかな?一説には「逆転裁判4」があまりにも不評だとも言われる。それで続編が躊躇されているとか。「逆転裁判5」の製作自体は、逆転裁判4の発売と共に発売元のカプコンが明らかにしている。はやくスピンオフじゃなくて、正式編の続編を望む。もちろん5の主人公は「成歩堂龍一」を望む。

守護沙汰と神罰 其の2

2011-02-06 12:13:00 | 歴史
お二方にご意見をいただいたので、もっと詳しい記述を。

 1524(大永4)年に、気多社領における田畠の譲与・買得に際しては、違乱煩いが生じた場合、「公方(守護)御沙汰」によって罪科に処す、とあった。

 それが、義綱専制期が確立した1561(永禄4)年以降になると、神官の譲状・売券では違背文言が、従来の「公方御沙汰」が消え、代わって「気多大神宮」の「御罰」(神罰)が登場するようになる。


 これを東四柳氏は、気多社の畠山政権に対しての期待低下と評している。義綱が追放され、政権が崩壊するのが1566(永禄9)年です。だから、その5年前に政権の威信が低下しているということは、それだけ義綱政権の脆弱性を表していることになる。

守護沙汰と神罰

2011-02-04 06:41:00 | 歴史
 能登の一宮である気多大社。永禄年間に守護畠山義綱の安定支配が行われた時、朝廷の勅許を得るなど正式な許可を得て、新たに造営が行われた。弘治年間に抗争に巻き込まれたのとは大違い。


 その一時期の平和時代の気多大社の古文書の書き方が変わったと言われる。


 気多大社の社領などで刈田狼藉などの行為を行うと、以前は「守護沙汰がある」と守護の畠山家の権力を振りかざしてきた。それが永禄年間になると「神罰が下る」と守護に頼らない言葉になったという。


 論文しかみてないので、一次史料を見ないと、真意はわからないかもしれない。が、気多大社の真意はどこにあるんだろう。


 ある研究者は、守護に頼らないと言うことは、守護の権力が衰えたという。しかし、新たに造営までしてもらっている状況で頼りにしないということがあるだろうか。


 あるネットでお知り合いになった歴史に詳しい方は、社の権勢が回復し「神罰」をかざせるようになったのではと指摘した。


 室町時代と現代の人間の考え方で大きく違うのが、宗教観。当時の信仰の篤さは現代では考えられないほどのもの。だからこそ能登以外の寺社の例で似たようなものはないですかね?

2011お笑い芸人ランキング

2011-02-03 21:29:00 | 日記
最近のヒット芸人は誰だろう。勝手にランキング。


1位、ハライチ
 ダブルツッコミがウケる。が、ネタが毎回同じ感じなんで今年中には飽きられる?


2位、スリムクラブ
 昨年度M1準優勝。独特の間は、優勝の笑い飯より断然面白い。


3位、バカリズム
 最初は「嫁ぎ~の」しか無いと思いきや、「都道府県を持つとしたら」や「卒業式に贈られたくない言葉」など数々のネタを持つ。

4位、チュートリアル
 徳井は本当に変態チックなところが面白い。


5位、フットボールアワー
 後藤のわけわからんツッコミと、岩尾のボケは秀逸。



 レッドシアター、レッドカーペット、M1が終わりで、お笑いブームは下火になりそうな気配。


 正月に久々にレッドカーペットを見ると、本当に面白い。お笑いの過剰供給だっただけに出荷調整が必要か?