ケーブルテレビの番組表を何気なく見ていたら、落語『能狂言』というのがあってびっくり。早速見てみる事にしました。。番組は「落語特選会」。TBSのCSで、地上波でかつて放映された番組の再放送です。『能狂言』という落語の演目は ぬえの見まちがいじゃなくて。。やっぱりありました。
あらすじは「お国詰めになって江戸から戻った殿様が、江戸で見た能狂言がたいそう面白かったので、端午の節句の家臣で演じるよう申し付けた。能狂言を知らない家中の面々は断るわけにもいかず、誰か国の中で知る者がいれば教わろう、と「能狂言を知る者は申し出るように」という高札を出す。たまたま通りかかった江戸から来た旅回りの噺家が茶屋でこの高札を見て「こんなものも知らないのか」と話していると、役人に捕らえられて城内に連行されてしまう。能狂言を教えてくれ、と家臣一同に乞われた二人も、じつは一度見たきりでろくに知らない。そうこうしているうちに能舞台の普請も出来上がり、二人は困りながらも ごまかしで芝居の『忠臣蔵』の「五段目」を能狂言風に演じる事にする。囃子の笛や鼓・太鼓もない、と聞いて、家臣に音色の口まねをさせて、どうにかこうにか始めるのだが。。 というもの。
江戸で能狂言を見てきて、この日を楽しみにしていた殿様はすぐに看破したんじゃないかなあ、なんて余計な心配をしながら見ていましたが、どうやらここで言う「能狂言」とは、能ではなくて狂言の事のようです。最後はちゃんと(?)「やるまいぞ やるまいぞ」で終わりまする。
この放送で『能狂言』を演じたのは故・六代目三遊亭圓生、かの長寿番組「落語特選会」は劇作家の故・榎本滋民氏がマジ~メに落語の解説をするのが妙に面白い番組でしたが、この演目の解説では能舞台を図示していながら、シテ柱を「見付柱」と言ったり、一之松~三之松が橋掛りの上に生えていたり、と つっこみどころも少々。。惜しいっ!!
TBSのCSでは22日(日)と29日(日)の11:00~12:00にもこの演目の再放送がされるようですので、ご覧になれる環境の方は一見されてみては如何でしょう。
あらすじは「お国詰めになって江戸から戻った殿様が、江戸で見た能狂言がたいそう面白かったので、端午の節句の家臣で演じるよう申し付けた。能狂言を知らない家中の面々は断るわけにもいかず、誰か国の中で知る者がいれば教わろう、と「能狂言を知る者は申し出るように」という高札を出す。たまたま通りかかった江戸から来た旅回りの噺家が茶屋でこの高札を見て「こんなものも知らないのか」と話していると、役人に捕らえられて城内に連行されてしまう。能狂言を教えてくれ、と家臣一同に乞われた二人も、じつは一度見たきりでろくに知らない。そうこうしているうちに能舞台の普請も出来上がり、二人は困りながらも ごまかしで芝居の『忠臣蔵』の「五段目」を能狂言風に演じる事にする。囃子の笛や鼓・太鼓もない、と聞いて、家臣に音色の口まねをさせて、どうにかこうにか始めるのだが。。 というもの。
江戸で能狂言を見てきて、この日を楽しみにしていた殿様はすぐに看破したんじゃないかなあ、なんて余計な心配をしながら見ていましたが、どうやらここで言う「能狂言」とは、能ではなくて狂言の事のようです。最後はちゃんと(?)「やるまいぞ やるまいぞ」で終わりまする。
この放送で『能狂言』を演じたのは故・六代目三遊亭圓生、かの長寿番組「落語特選会」は劇作家の故・榎本滋民氏がマジ~メに落語の解説をするのが妙に面白い番組でしたが、この演目の解説では能舞台を図示していながら、シテ柱を「見付柱」と言ったり、一之松~三之松が橋掛りの上に生えていたり、と つっこみどころも少々。。惜しいっ!!
TBSのCSでは22日(日)と29日(日)の11:00~12:00にもこの演目の再放送がされるようですので、ご覧になれる環境の方は一見されてみては如何でしょう。