と言われたって，ピンとこなくてですね，気づかなかったフリでもしようかと思っていたのだけど…，ご親切に教えてくださって（山サクラさ～ん！笑）．「お食い初め」の食材リストアップはしていたのだけど，知人のユダヤ人の方のお父様がお亡くなりになり，お葬式やらシヴァと呼ばれる追悼式に出席しなくてはいけなくなり（私は追悼式のみ出席），食事の準備どころではなくなってしまいました（実はホッとしてたりします）．
それにしても，ユダヤ教のお葬式なんて初めてです．旧約聖書に基づいて行われていて，興味深いものでした．ちっとも暗い雰囲気ではなかったし．天国に送り出したという爽やかな雰囲気でした．今では大金持ちの方ですが，元々ポーランド系ユダヤ人のご家族で，親族は皆，アウシュビッツ強制収容所にて殺されているんです．
そんなこんなで，「お食い初め」はできなかったのだけど，その代わりにデヴィには特別なお祝いがちゃんと用意されていました．
日曜日は教会のミサ後，「子供を特別に祝福する」，聖別という行事がありました．沢山の子連れ家族が参加し，パイプオルガンの音色の中，バラの花をいただき，神父様に祝福していただきます．アイルランド系，イタリア系，南米系，インド系など様々な人種の子供が集まり，一人一人頭に手を当ててお祈りしていただきます．その中でデヴィは最年少．それにアジア人もデヴィだけでした（苦笑）．
「あなたは神に創られ選ばれた子．神様からの恵みを沢山受け，身体も心も健やかに，丈夫に，そして賢く成長しますように．神様がずっとそばに居て守ってくれますように．」と祝福してくださいました．いただいたバラの花は，もう一度集め，聖堂に飾ります．世界平和と世界中の子供たちが一つとなる願いを込めて…．
１００日目のお祝いは，とても神聖な素敵なものとなりました．こういうお祝いでもいいよね．
