要点だけを箇条書きにしますね・・・.
■ 出発前日,パッキングに追われる.私がバタバタしているからか,デヴィ丸,興奮して寝ない.母子共に2時間の睡眠でJFKへ.
■ 綺麗なスチュワーデスさん達に大興奮のデヴィ.沢山の人にこれまた興奮!
■ 雪のため離陸が4時間遅れる.機内に監禁状態.デヴィ既に愚図りはじめる.
■ 席で授乳すれば「狭い!」と言って暴れて飲まず,抱っこして座れば「動け!」と言って仰け反り….
■ バシュネット(赤ちゃん用簡易ベッド)は狭いと嫌がり全く寝ない.
■ 搭乗から16時間30分,殆ど飲まず,寝ず.私は食事も出来ず全く寝ず,座らず….ず~~っと立ったまま抱っこ.膝がおかしい….デヴィの不安そうな様子も窺えて,とっても可哀想だった….
■ 成田到着.国内線の最終便はなくなっているので,そのままリムジンバスに乗って羽田空港内のホテルへ(全日空が国内線乗り継ぎの人のために,羽田へのリムジンバス,ホテルを全て手配してくれていました).
■ ホテル(羽田 エクセルホテル東急)に到着したのが夜の11時半.デヴィ,見慣れない室内に興奮して大泣き.ダディの姿を探している.抱いてトニーが歌う子守唄を歌ってあやすこと1時間半.落ち着いたようでやっと眠りにつく.
■ 荷物を開け宿泊の用意.食事やシャワーの気力なく,顔も洗わずそのまま寝る.
■ 翌朝1番の飛行機で地元に戻ることになっていたため,3時間の睡眠(1時間ごとに目が覚める)後,起床.
■ 1日遅れて無事帰省….丸2日半,寝ず&食わず….生後6ヶ月で目の下にくっきりクマ作ってたデヴィ丸….
と…,こんな具合で散々でした.人間,食べず寝ずの状態だと頭がおかしくなりますね.きっとこういう状態が家庭でずっと続くと,育児ノイローゼとか幼児虐待とかって結末になってしまうんだろうなぁと,ふと思ったりしました.
だけど,乗り合わせた人たちがとても親切にしてくれたんですよ.耳元でぎゃ~ぎゃ~愚図るデヴィに「いいのよ~」と言って嫌な顔ひとつしなかったお隣の方や,後ろの席の方.「大人もしんどいのに,よく頑張ってるよね~.いい子だね~」と笑顔で見守っていてくれた男性の方々.抱っこしてくれ,あやしてくれたおば様軍団.寝かしつけてくれたり,私の荷物を持ってくれり,私の話相手になって気分を紛らわせてくれた大阪出身のA美さん.長時間抱っこしたてくれて,おまけにデヴィがお洋服にゲロッと吐いたのにも拘わらず,ず~っとあやしてくれていたMさん.口を開けて肩に寄りかかって寝ていた私に,「いいですよ~」と優しく言ってくれたお兄さん.私の食事やトイレの時間を確保するため,デヴィを抱っこしてくださったANAの客室乗務員さんたちなど,多くの方々の優しさに触れて涙が流れました.皆さん本当に有難うございました.
それから,日頃から育児の大半は私が一人でやっているようなものなので,今回の子連れ一人旅も,きっと大したことはないだろうと生意気なことを思っていた私です.でも,トニーに傍にいて欲しいと心から思いました.デヴィが機内やホテルの中でダディの声や姿を探しているのが分かるので,そんな姿に胸が締め付けられるほど申し訳なく思ったり….父親の役目って経済的なサポートだけではないし,思春期になってから必要なんじゃあないですね.こんな小さい時から,しっかり父親の存在って子供に伝わっているみたいだし,やっぱり父母が一緒に揃っているということが,どんなに子供の情緒に関わってくるかなど,そういうことを分からされるためにも,今回の一人里帰りは大変で良かったのかも?いい勉強になりました.
デヴィは時差ボケもなく,しっかり日本時間に溶け込むだけじゃなく,見た目もおもいっきり田舎の子みたいになってます(苦笑).日本のジィジとバァバにもすっかり懐いて,我侭放題!私はまだ疲れが取れないのと,食べず寝ずが祟って母乳の出がとたんに悪くなったので,ちょっと良質の乳を作ることに専念してみようと思います….まだ可能かしらね?