Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

クオモ州知事

2020-03-28 | 新型コロナ in New York
トランプ大統領が
口を開けばしょうもない事しか言わなくて
毎回がっかりさせられるのに対して、

ニューヨークのクオモ州知事が
それはそれは素晴らしい記者会見をしてくれて、
もう朝から感動。

彼の落ち着いて明確な説得力のある説明は
聞いていて安心感を得る。
この人が指揮を取ってくれて
本当に良かったって。

決断力もあってニューヨーク市の各区、
ロングアイランドや
州の北の方に
広大な敷地確保して
もう仮の病院設立開始。

大きな病院船も来るって。

すっご〜‼️って思って聞いてた。

トランプ所有のゴルフ場が
ニューヨークのちょっと北にあったでしょうが!
それ、丸々使ったらいいんじゃないの?
とか
トランプ所有のホテルを
仮の病院にしたらいいんじゃないの?
とか、いちいちよぎる…。

医療現場の人手不足を回避するために
定年した看護師
休職中の医療従事者などに
ボランティアを募ってたの。

「誰も行かんわ!」
と思ってたら、
なんと62,000人を超える志願者!

うつ病対策のため
カウンセラー等のボランティアを募ったら
なんと10,000人を超える志願者!

すっげ〜‼️

ニューヨークってど〜なってんの⁉︎
どんだけ医療従事者がいんの⁉︎
えっ?医療従事者の街なの⁉︎
とツッコんだ。

「こんな悲惨な医療現場では働きたくない!」
って言った自分を恥ました…が、

定年した看護師って
一体何歳やねん⁉︎
コロナの罹患率も重症化リスクも高いんちゃうんか⁉︎
と思うんだけど…
覚悟の上でしょう、きっと。

でもね、ずっと考えたわ〜。
62,000人も
悲惨な医療現場で働くと志願してるんですよ!
一体わたしは何やってんだ⁉︎って…

だけどやっぱり、
子供達を置いて
コロナのリスクが高いところに飛び込むわけには行かない。
どうしても、これは譲れない。
わたしは、たとえ給料3倍になっても
自宅待機!
というのがわたしの答え。

じゃあ、65歳過ぎて定年してたらどうか?
と自分に問うと
旦那とボケ〜ッと
愛もクソもない
特に楽しくもない日々を過ごしてんのかなぁ?
そのお年頃って。
だったら、たとえ自分の寿命を縮めることになったとしても

行くわ!

自分を必要としてくれる人がいるんですよ!
最後にもう一度
医療現場の第一線で
バリバリ働いてみたい!
と思う気がする。
と思ったので、
もしかしたらこの志願者達は
年金等、安定はしているかもしれないけれど
取るに足りない人生を送っているのかもしれないな〜って
とりあえず勝手に想像。

だけど思うの。
これらの志願者はみんな
きっとクオモ州知事の親衛隊。

だって、おじさんには全く興味のないわたしでさえ
「クオモ州知事のために何かしたい!」
という気持ちが過ぎったほど、
彼の即決力や熱意が心を打ちました。

やっぱり、ニューヨークって凄い街だと思うし、
人情味がハンパない!

コロナが蔓延してるけど
それでも、
この街に住んでてよかったって思える。
コメント
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