Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

NYで日本語習う

2024-08-31 | 日本語教育・バイリンガル
この夏休みの間、
我が子達は日本語を習い直していました。

夏の初めに息子が、
「僕、日本語を習い直したいから、お母さん、教えて。」
と言ってきたのですが、
私も仕事があるし、
やっぱりね、
教えるなら、やみくもに押し付けるような教え方じゃなくて、
現レベルの確認後、読み書きレベルのどこにアプローチするのが効率的に学べるかを把握しなくてはいけないし、
そんな簡単に、「じゃあ、教えます!」とは言えないと思ってですね、

習い直すとしたら夏休み中しか時間がないですし、
どうせ習うのであれば、確実に、的確に、という思いから、
「昔習ってた日本語の先生に頼んでみようか?」と。

すると娘が、「だったら私も習いたい~!」と。

本人が「習いたい!」と思ったときは絶対に伸びるんです。言語も勉強も。
なので、即(数秒後)、先生に連絡しました。

このブログを長年読んでくださっている方はご存じかと思いますが、
息子は4~5歳の頃から10~11歳くらいまでだったかな?
毎週欠かさずNYで日本語のプライベートレッスンを受けていました。
娘は、1歳の頃から付いて行き、この子も9歳くらいまで。
日本語の補習校には行かせていません。
プライベートレッスンと言っても、
母親がコーチングされ、
1週間の課題を渡され、親の付きっ切りな指導の下、子供は課題をし、
その成果や出来を週1で評価され、
「お母さん、ここをもっと強化してください。」
「ここをもっと時間をかけてやってください。」
など、
母親が指導されるスタイルなので、
母親は全くラクではありませんでしたが、教え甲斐がありました。

コロナ後、まだ先生が日本語を教えているのか?
同じ場所で教えているのか?
高校生にも教えてくれるのか?
などなど、確認した結果、
オッケイが出、
先生も夏の予定を決めかねている最中で、
取り有えず教えられる限り教えてくれることになりました。

ということで2か月間、
週1、2人で2時間半~3時間。
限られた時間の中で、みっちり復習し直してもらいました。
ひらがな、カタカナ、小学1~2年の漢字、ことわざ、四字熟語。

正直、プライベートレッスンなので料金も安くないですし、
私、日本語の読み書きも出来ますし、
周囲のみんなから「なんで貴方が教えないの?」とか、
「貴方が教えたらタダなのに。」とか散々言われ、

日本語なんか、必須科目でもないし、
人生で絶対必要なものでもないし、
子供達にとって、将来少しくらい役に立つことはあるかもしれないけれど、
趣味に毛が生えたようなものに過ぎないだろうに、
と、思ったりもしました。

が、毎回子供達は、
「レッスン楽しかった♪」
「来週も絶対行く!」と言うし、
私との会話の中で、日本語が増え、
ことわざを盛り込んで言うようになったり、
漢字の部首について質問してきたり…
「お母さん、家では僕たちに、日本語で話して。」とも言われたし。

そんな夏休みでした。

その日本語先生が、日本に永久帰国されることになり、
数日前NYを発たれました。


最後のレッスン後、先生と一緒に。

子供達の日本語習得にずっと関わってくれた先生。
日本語習得だけじゃなくて、
子供達の成長に関わってくれた。
先生の再渡米のときから、永久帰国まで
最初から最後まで我が子達に関わってもらえたこと、
有難く思うと同時に、
本当に運が良い子供達だなと思います。

子供の頃に習った日本語が基礎となって、
10代で学んだ日本語がしっかり定着した感じです。


先生から譲り受けた、年季の入った日本語学習の教材一部。
「くもん」のフラッシュカードは我が子達の大好きな教材です。
多くの生徒さん達が使ったものです。

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