Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

NYの産後ケア施設

2024-06-30 | アメリカならでは
もう妊娠とも出産とも縁遠い生活を送っているので、
全く意識していませんでしたが、
周囲に妊婦さんは沢山います。

その中で、知人のシンガポールから随分昔に留学で来られたご主人と、
NY育ちの奥様との間に第一子が誕生することで、
いろいろと出産準備のことなど話していたのですが、
出産後即、「産後ケア施設」に行くと言うのです。

なぬ?
聞いたことない。

彼女が行くのは中国系で運営されている2世帯住宅を改装したもので、
そのうちの1世帯に滞在(2ベッドルーム)。
滞在期間は1か月。
24時間体制で専門家が母乳のあげ方、おむつの変え方、
沐浴の仕方、搾乳の仕方、哺乳瓶の洗い方、などなど、
ちゃんと現代版を教えてくれ、

食事は1日5食。
母乳を促す食事、子宮の回復を促す食事を提供。

夜中、赤ちゃんの夜泣きがある場合は、あやしてくれ、
睡眠を妨げないようにしてくれ、
掃除も洗濯も全部してくれる。

文化や宗教の理由で、産後お風呂に入れない人のためには、
足や髪の毛を洗ってくれるサービスもある。

とにもかくにも、お母さんのための施設。

ご主人が一緒に滞在してもOK。
上にお子さんがいたら、一緒に滞在してもOK。

という施設。

信じられない気持ちと、
私は、こんな素晴らしいサービスを知らずに生きていたというショックと、
こんな至れり尽くせりのサービスが受けられるママたちが羨ましいのとで、
立ち尽くしてしまいました。

新生児や産後を巡って、
実母や義理母と揉めることもないわけですし、
仕事をしている実母や義理母は、
仕事を休んで嫁や娘のために、美味しくない料理を作って持って行く必要がないんです。
素晴らしい!世界平和だ!

んで、料金ですが、
ニューヨーク市内で1か月$9,000~10,000。
我が息子が生まれた頃からこのサービスはあったそうで、
当時は1か月$4,000~5,000。

聞くところ、韓国系と中国系がありますね。

やっぱ、在米人口多いから、
こういう商売もなりたつわな…。
実親がNYにいても、世代が違うといろいろ違うしね。
そりゃいいビジネスだわ。

絶対にないけれど、私がもし、もう一人産むのであれば、
この施設に3か月間滞在したい。

あと、娘が出産するときも、
お金払ってあげるので、こういう施設行ったほうが絶対に良いと思う。
と思いました。

大抵のことはお金で解決するし、
快適な暮らしというのも、お金で解決する世の中なんだわ…。

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