Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

4本抜歯後の翌日と、NYの歯科治療

2024-07-08 | アメリカならでは
一般的に、麻酔がきれてからが地獄なので、
用心していたのですが、
なんと息子、痛みゼロ!腫れゼロ!

翌日用に、噛まなくても飲める食べ物を用意していたのに、
「お肉が食べたい。」と言うので、
焼き肉用のお肉を買ってきて焼いて食べさせたほどでした。

先ず、歯を抜く直前にMotrin (イブプロフェン系)と、
Tylenol(アセトアミノフェン系)の両方を飲ませることで、
違う痛みの制御を狙います。
この方法、現在のアメリカの歯科、口腔外科では一般的というか、
推進されているのですが、
ご年配の歯科医師はTylenolだけ服用させたりします。

それから抜歯の仕方の違い。
「へーベルという器具を歯と骨の間に入れて、歯を脱臼させる」
という抜歯の仕方が一般的だったんですが、
若い先生は、というのか、この先生は、
前歯用の鉗子で歯を抓んで、
ゆ~~~っくり、少しづつ回転させていくことで、
極力歯の周りの組織や骨に衝撃や傷を付けない抜歯の仕方だったんです。
変わった抜歯の仕方だな…と思ったんですが、
それが良かったんだ。

「先生、やっぱ上手!」と言うと、
「いやいや、デヴィッドが若いから、回復が早いのよ。」とご謙遜。

この先生(私の上司ですが)、歯医者になるべくして生まれた人だなと思うくらい、上手。
私、職業柄、結構厳しい目で歯医者の腕は見ちゃうんですね。
やっぱり、得手不得手があるので、
インプラントの腕は良いけど、ルートキャナルはさっぱりダメとか、
小さな虫歯の詰め物は上手だけど、抜歯は全くダメとか、
やっぱり、障害者の患者さんを歯科医師に紹介するときは、
得手不得手の部分を見て、患者さんを振り分けているんですが、
「私、〇〇先生がいい!」とか言い張る患者さんは、
「あの先生はやめといたほうがいいよ」なんて言えませんので、
じゃあ、あなたが希望したということで、
どんなに腕が下手でも希望の歯科医師を紹介しますが。

相性を重視するか、
腕を重視するかです。

今後、私の歯に何かあったとき、
子供達や旦那の歯に何かあったときは、
この先生に任せれば大丈夫。
という、こんな歯科医師と出会えるのって、
ほんとに運なんです。

ただね、麻酔の注射が雑。
これ、NY歯科あるあるなのかな?
今まで、歯周病専門医、口腔外科医、インプラント専門医と、
小児歯科医と一般歯科医で
合計30人以上の歯科医師と一緒に仕事をしてきましたが、
専門医の麻酔はすっごく雑。
むっちゃ痛そう。
思わず目を逸らすくらい。

歯肉切ったり、骨穿ったりするから、
途中で痛みがでないようにガンガン麻酔打つし、
とっとと麻酔が効くように、ガンガン麻酔液ぶち込む感じ。
麻酔が痛くないように、ゆっくりゆっくりするのが上手というか、
そういうところに気を使うのは、
一般歯科医と小児歯科医。

そんなこんなで、
息子、一気に4本抜いて本当に良かった!
寝込むこともなく、
2日後は友達とバレーボールしてました。

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