見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

制度は人を幸せにできる?

2016-07-06 22:30:10 | 幸せに生きる

 今日、素晴らしい若者に出会いました。でも、中学校2年生で自主退学した20歳なんですね。
 普通の尺度で考えると、“普通の価値観”にまったく合わないんですよね。
 いわゆる今の尺度ではアスペルガー症候群。誰にも教わらずギターを2日で弾けるようになる。

支え寄りそう
 内田樹も書いていましたが、人は、もともと先駆的に知る力を持っていた。
 アナスタシアでも同じことが書かれています。ただ、文明はその力を削ぎ落とす役割を果たした。
 シチェチニン先生の学校は、そんな力を見事に開花させる学校。ただ、先生役はいない。
 いや、正確には教え導く先生役はいない。共に学びあい、自分の持つ力を開花させるって感じ?

 いみじくも彼が、先生が自分は教師という上から目線で来ると、子どももその命に反応して自ら学ぼうとする心を閉ざし、反撥してしまうと言っていました。
 彼は、行動も考え方も普通の基準ではない。幼稚園、公立は3園ともダメ出しを受けたけれど、最後に頼った私立の幼稚園は、彼の意思を尊重したので、素晴らしい幼児教育環境を得た。
 しかし、学校に入るとダメなんですね。何かの基準からはみ出す彼は、和を乱す存在として抑圧され続けるんですね。支え寄りそうところから出発しないと人が育たないんだろうけど。

 こんなところにも制度は人を幸せにできない、って思う自分があり、やはり草の根!と思う。

安倍政治の暴走許すまじ
 参議院選挙も最終盤。公明党の比例区候補・谷合まさあきさんの街頭演説会がありました。
 選挙期間中、候補本人が入るのは今日だけ。離れてみて、選挙って決して国民の近いところにあるように思えない。その一因は、選挙制度にもあるように思えます。
 こんな選挙制度下で続けていたら、早晩、本当に国民から見限られるかもしれません。

 安倍政権の暴走を許さない、そんな公明党の役割、今度の選挙を経てもっと大切になるかもしれません。
 そのためにも、議席を死守しなくちゃ!

コメント
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