何年か前、ドキュメンタリー映画「いのちのリンゴ」で知った超レアともいえる化学物質過敏症の方が、映画だけではなく、現実に、すぐ近いところにいらっしゃいました。
笑顔の広がるランチ会
今日は、ベジマイスターの資格を持つ東京の美容研究家、中山洋美さんを講師に、大豆を主原料としたベジハムタンドリーチキンとカレーを作っての「食の意識が、体と心をうごかす!~ベジ会」を、米子のYさんのご自宅を提供していただき開催しました。
ふたを開けてみると、予定を超える方に参加していただきワイワイ賑やかに、しかも、笑顔の広がるランチ会になったように思います。
その中のお一方が、冒頭に紹介した方で、先週末のアナスタシアお茶会で初めてお会いした方。
自分を、自分の家族を、自分の友人をどう守るか
会場を提供してくださった方は、健康な心と体づくりの料理教室なども開催していらっしゃる方で、食への造詣も深い方でしたし、中山さんの食へのこだわりも半端ありません。
そんなYさんのお宅で、体に優しいお料理作りだったのですが、体が何に反応したのか、しばらくしてしんどくなられたようで、窓際で腰を下ろされました。
幸い、あることがきっかけとなって体調も戻り、最後まで楽しんでいただけたようです。
この方は、過去に3日間、食べ物も水も体が受け付けなくなり、3日目に木村秋則さんのリンゴに出会って命をつないだ、まさにあの映画の主人公早苗さんと同じ経験をなさっていました。
こんな近くにと驚くとともに、食にこだわり、健康な体づくりにこだわっている皆さんの中であっても、体が反応する、つまり、人にとって問題を抱えた環境となっているということです。
ある意味、超レアな特異体質ともいえる方はそう多くないにしても、その方たちが実験台となって私たちに私たちの社会の課題を教え、考える機会を与えてくださっています。
これを他人事と見過ごしていていいのか?私たちは、自分を、自分の家族を、自分の友人をどう守っていくべきか、考え、一歩を踏み出すことが大切なのではないのか?
改めて、そんな課題を突き付けられたベジ会でした。
それはそうとして、ベジミートを使ったお料理、どれも美味い!
話のはずみ転がりだした?9月8日にも開催することになりそうです(^^;;
安来のお母さん方と一緒に近藤市長に
学校給食と子どもの健康を考える会島根支部代表で助産師の坂本さんと、安来のお母さんたちとご一緒をして、8月28日(日)に開催する幕内秀夫先生の講演会「丈夫な子供をつくる基本食」のご案内に、近藤安来市長にお会いしてきました。
坂本さんは、食事の質がおっぱいの質に大きな影響を与える、特にパンや牛乳をたくさん取るお母さんの乳質が悪く、子育てが大変な事例をたくさん見てきていらっしゃいます。
また、ご一緒したお母さん方は、子育て真っ最中。食事に気を付けていらっしゃいますが、一生の食生活の基礎をつくる子ども時代の食の大切さを身をもって実感していらっしゃいます。
それゆえ、完全米飯給食化などのよりよい給食を願う気持ちが伝わってきます。
お母さん方の願いを受けて、28日には、近藤市長さんも参加いただけるのではないかと思います。