年金生活者って、自由が許されるんです。サンデー毎日だから、当たり前と言えば当たり前だけど(^^;;
ってことで、二度寝してしまった今朝、目が覚めたらすでに9時前(@@
昨夜、視力回復と「日本の身体」についてブログUPした後、新しい本を読みだしたら結局2時前。
慌てて起きだし、外を見てビックリ。白くなっていましたね。
そんな今日、振り返ってみたら、結局何していたんだろう、、、
山元加津子講演会のチラシに貼る訂正シールを買いに行ったり印刷したり、先日の収穫祭に農産物の販売をしてくださった坂本さんがいらっしゃって、情報交換や5月の国光さんの講演会の打合せ。
あとは、、、ひたすらPCに向かってたけど、、、
年金生活者も、いろいろやることはあるし、忙しいもんじゃありますね~(^^;;
あっ、5月14日午後、小倉さんと国光さんコラボの講演会、出雲で開催てなことになりそうです。
うっそ~~~!!と思えるような話ですが、、、
僕が施術でお世話になっている中山さんからのメールに、今日いらっしゃったお客様は、0.1と0.2が1.2と0.8に回復されたと話されて盛り上がりました!とありました。
あっ、これ視力の話ですが、中山さんが施術を始めた頃の最初のお客様で、今60歳の女性の方。上には上がいるもんだ!と唖然ボーゼン気味でした(*^^*)
どっちが良い?
まあ、かくいう僕も、眼鏡を失くしてしまって、えい、作ろう!って検眼してもらったら、裸眼でも免許更新OKと太鼓判。ただ、老眼と乱視が、、、
その僕は、施術を受けだして4年。この女性は、10年ですから、効果のほどが違う?でも、老眼だけは、ということのようです。そして、その間に眼鏡を3度作り直した。うむ、これってどっちが良い?みたいな(^^;;
あっ、姿勢が良くなり(体幹が整ってきて)、首の血管が圧迫されず脳の血流が十分になるんだから当然ですよ、何て中山さんは平然と仰る。本当に、姿勢って不思議。姿勢を意識できる体になったってことかな?
ジャンル違えど一本通っている
面白いもので、このメールが来た時、内田樹著「日本の身体」の随所に共感をもって読み終わった時で、感じたことを改めてブログに書きたいと思っていたんですね。僕の中では、とても通底するものがあったんです。
この本は、内田樹の身体技法の専門家に対する技術的な話のインタビューをまとめたもので、相手は茶道家、能楽師、文楽人形遣い、漫画家、合気道家、治療者、女流義太夫、尺八奏者、雅楽演奏家、元大相撲力士、マタギ、ラガーマンという幅広さ。
それぞれジャンルは大きく異なるんだけれども、何か一本通っているんですよね。
勝つことか人間的能力の開発か
筆者は、それをあとがきの中で「大地の霊」との交換、という言葉を使っているんですが、すり足に象徴される日本的身体の作りこみは、大地の恵みを強く意識するところからきていると僕は解釈したんですが、、、
これは、西欧人の大地に対する意識とは全く違う。それはスポーツにおいても、必要な筋肉を徹底して鍛えるというようなやり方、つまり、勝つことを意識している西欧に対して、我が国では、汎用性の高い人間的能力の開発を目指していた。
ところが、日本でも勝つために取りあえず必要なところを鍛え上げる、時には体罰によってでもとなってしまっている。スポーツのためのスポーツ化、ってことでしょうか。
それは、きっと経済至上的な意識とも密接に結びついていることなんですよね。安近短のような。
尺八演奏との対談で、若い男の子たちが「何をやっても緊張してしまう」「はっきり話すことができない」「いつも呼吸が苦しい」とアンケートに答えるとありました。
要を忘れて表層を求める風潮が、呼吸も満足にできない身体を作ってきた結果なのかもしれません。
実は、中山さんも姿勢の意識付けを呼吸法の意識付けとリンクさせて教えてくれています。
こんな本を読んでいると、右から左へスルリに引っ掛かりができてとどまるようになる。へえ!