主催者だからそう思った?
26日に開催した“いけずご王国”キックオフイベント「シチェチニン先生の学校と共育を語るシンポジウム」、強烈なインパクトが今も熱く生命の中で脈打っているようです。
そんなシンポジウムの写真を送って頂きましたので、僕の生命に強く焼き付いているものを簡単に備忘録的に残しておこうと思います。
本題に入る前に、適度そうな雨と本当に久しぶりに聞く雷の音、蝉しぐれの中でPCに。
昨日、子どもたちが植えたヤマモモも、心なしか嬉しそうです。
最初に、パネリストの皆さんの紹介。
えっ!社長さん?思わずそう思ってしまう永遠の夢見る少女、アナスタシアジャパン代表の岩砂晶子さん、熊本から民族衣装をまとった熊が、とも思える特異な第一印象の大分の小学校教師首藤先生、腹の座りが全く違う肝っ玉母ちゃん、智頭町の森のようちえんまるたんぼう代表の西村早栄子さんの3人。
コーディネーターは真面目を絵に描いたようですが、熱い思いを秘めた松江の小学校教師・三島先生。
シチェチニン先生の学校
今回はじっくり見たいと思っていたドキュメンタリー映画「シチェチニン先生の学校」、午前中は役員だけで1巻を、本番では2巻を視聴させていただきました。
“アナスタシアお茶会”の時にも視聴しましたが、主催者はじっくり見れない、今回も結果的にそうなりましたが、やはり!と確認したことは、例えば、10年間で学ぶ算数・数学を10日間でマスターする。
11歳でこの学校に来た14歳の少年は、1年で高校を終えて大学生として心理学と化学を学びながら、先生役として一つのグループの学びをサポートしている。
家を建てたり、洋服を作ったり、採集調理したり、生きることを学ぶのがシチェチニン先生の学校ですが、どの子どもたちの眼もキラキラ輝いています。
喜びの中にあると、学びのスピードは驚異的、本来その力を持つから、シチェチニン先生の学校は公立ですが、そんな教育を可能にするロシアの懐の深さ。
アナスタシアジャパン岩砂さん
いつもキラキラ、夢見る少女の岩砂さんですが、仕事はキリリと言うべきことはキチリ。
シチェチニン先生の学校では、全ては自分の責任という姿勢が貫かれているが、ここが抜けているんじゃないか。
だから、言われたことはそつなくこなすが、創造力に欠けているから眼の輝きが、、、
もうすぐ?アナスタシアシリーズ7巻が出版される雰囲気。
どのあたりになるのかわかりませんが、アナスタシアお茶会でお呼びする約束をしました。
まるたんぼう西村さん
今の子どもには選択肢がない、だから森のようちえんを県職員時代に立ち上げちゃった(@@
〇大人は共感者、信じて待てると大人も育つ(共育なんだよね)
〇サドベリースクールも始めているが、まるたんぼうと同じで、準備をしない、枠を作らない~教えなくても育っていく。
〇自分で考えると学びの速度が違う(シチェチニン先生の学校と同じだ!)
〇これからの人づくりはAIに勝てる力をつけること~それには感性を磨くことじゃないか。
共感、共感の西村さんの言葉の数々、なるべく早く、サドベリースクールの見学に行こう!
「未来を救う子どもの学舎つくり」代表・首藤先生
こんな破天荒な小学校の先生がいるんだ!と思わず唸った首藤先生、バリから帰ってそのまま松江に。
しかも、オープニングの日は学校の始業式(@@ だけど、きっちり抑えて来てくださった。
「好きなことをしながら結果を出す!」、これだ!いつも心から楽しんでいるから、時間もうまく使えるし当然結果も付いてくる。
当たり前だけど並じゃない。
未来を救う子どもの学舎つくり、立ち上げたばかりだけど、同時多発的に動きが始まっており、5年で世界に1,000ヶ所作ると大風呂敷、先生の思いとネットワークがあれば可能になるでしょう。
さて、松江は?島根は?山陰は?
心地いいと伸び方が違う
とても面白いワークを披露してくださいました。
会場の青年を立たせて後ろから肩を引くと簡単によろける、だけど、会場の皆が両手を広げて歓迎する姿勢をとると、よろけない。
次に、皆が腕を組んで面白くない顔をすると本当に簡単によろける。
皆の意識が意識場を作り、クラス全体が変わり、子どもたちの成長や学びが格段に違ってくる。
だから、学テの成績もいいし、満足度も普通だと50ポイント前後が90ポイント以上。
心地いいと伸び方が違う、シチェチニン先生の学校と全く同じですね。
圧倒的に面白い、圧倒的に説得力がある話のてんこ盛り、最後に一つだけ。
多段階、信託変更リーダー選出システム、この導入によってクラスが大きく変わった。
これだけのネット社会ですから、地域、市町村、県、国、地球のリーダー選びにこのシステムが導入されると、物質(お金)至上主義から精神(愛)至上主義への流れが一挙に始まるだろうなあ。
これは、恐らく、大多数の地球市民にとってとても心地いい。
来年度、首藤先生のワークショップを開催します。
本人のご了解も頂きました。今から、乞うご期待!
コーディネーターの三島先生&司会の狩野先生
いずれも松江市内の小学校の先生ですが、真面目だけど熱い!!
あの吸収力と対応力には舌を巻く思いでしたが、学校の先生だから当たり前?じゃないですよね。
さて、島根の震源地になるのか?目が離せないなあ。
また、手伝ってくださったスタッフの皆さん、それぞれになんでも任せられる方たちです。
きっと、いけずご王国代表の僕がかすむんだろうなあ。
でも、そんな“いけずご王国”の国造りが進んで欲しいものです。