これまた聞いたこともない「菊被綿(きくのきせわた)」を頂きました。
菊被綿とは、9月9日重陽の節句の前日、9月8日に菊の花を真綿で覆って菊の香を移し、翌9日の朝に露に湿ったこの真綿を顔にあてて若さをたもとうとすることだとか。
古代中国では、菊の花は破邪延寿の効能があると信じられていたため、菊の香と露で身を湿して不老長寿を願うとのこと。
先日、加賀の「菊酒」萬歳樂と書かれたお酒を頂いたのですが、菊酒ってどんな意味があるのかと調べ、初めて「重陽の節句」を知りました。
そんなことをブログに書いていたら、それを見た機織り作家の矢野さんが、何年か前に皇室に納めた同じ菊被綿ですがと超サプライズなお土産、嬉しいですね。
と言っても、9月8日に菊の花を覆って、翌日に顔に当てることはないと思いますが、、、