書道・房仙会のお稽古の帰り、中海に映る黄金色の夕陽が素晴らしかったです。
出雲の地に住んでいて本当に良かった~~!と思える一瞬です。
今日は終わりだ~
気持ちと脳と眼と手の動きがバラバラ、2時間で投げ出してしまいました。
こりゃ、だめだ、今日は終わりだ~、清書の提出は後日!って叫んだら、房仙先生がタオルを貸してあげるからお風呂に入ってきたら?って。
暫くぐずぐずしていましたが、やっぱり入ってこようって、大浴場の露天風呂に、こんな時には温泉地の旅館が会場ってのは最高ですね。
熱いお湯にしばらく浸かると、100%とは言えませんが、気力が満ちてきたようでした。
残された30分余りの時間、清書用紙に向かって何枚か書きました。
到底満足できるものではありませんが、それまでの書とは明らかに違っているように思っていたところ、房仙先生から「これ!」って、先月提出したものと差し替えて昇級審査に提出いただくことになりました。
道はまだまだ遠い
当たり前ですが、“道”の文字がつく書の道ですから、体調だったり意識の置き所などが顕著にお稽古の結果に表われます。
自らを人への溢れるような思いを持てる自分に昇華し、慈しみの思いのこもった書がしたためるられる、そんな自分になれるのでしょうか?
我慢偏執を超えた意識のエネルギーが高く、人の心を揺さぶる、そんな作品が書けるようになれたらなあ。
道は、まだまだ遠く、果てることがありません。