いけずご王国の拠点、新庄の納屋のガラス戸をアルミサッシに変えました。
変えたくはなかったけど、建具の框が腐ってボロボロになり、開け閉めもままならず、夏場と冬場には暑い思いや寒い思いを少しでも和らげげたいものだと。
アルミサッシへの転換は訳なくできましたが、問題は既存の建具。
勿体ないなあ~~
建具を外し、ガラスを外して建具をばらす作業をしてみて、オット~~!
恐らく、50年は経つだろうと思える木製の建具、今更だけど、本当にいい仕事がしてあって、ばらし乍ら勿体なくて勿体なくて。
この技術、当たり前のことだったんだけど、今この建具を作ろうと思うとなかなか大変な時代なんだろうなあ・・・
アルミサッシ、便利だし、綺麗だし、長持ちするし、けど、“便利は技術をなくす”・・・営々と培ってきた日本の技術、便利に押されてどんどん消える。
丁寧な暮らしから遠ざかるこれって、良いことなんでしょうかねえ??
確かに、いけずご王国の拠点は夏にも冬にも快適にはなるのだけれど。
あっ、メインの出入り口の建具はしっかりしているので、そのまま使い続けます。
それと、当たり前だけど、しっかりしている建具の部材は、棚を作ったりする時の仕事にもう一度活躍してもらいます。コブシが可憐です
そんないけずご王国、白モクレンは美を競った後は無残な様相ですが、すぐその向こうのコブシ、薄いピンクの可憐な花が開きだしました。
春霞のかかった青空のもと、我が世を謳歌しているようです。