いい朝だ 気温１６度、湿度６３％

気温１６度c。湿度６３％。からりと晴れている。いい朝だ。朝食を済ませた後は外に出た。椅子に腰を下ろして庭の草取りに精を出した。で、もう一休憩に入った。老爺は根気が続かない。それに重い鉢を移動させたら腰に負担が来てしまった。無理は行けない。いま悩んでいることは、夜中の痛みだ。リューマチ（自己診断だが）の右手の中指がずきずきして目が覚めた。骨が痛む。それから右脚の土踏まずが痙ってしまった。こむら返りというものか。しばらくしたら治ってしまった。痛み止めの漢方薬でも買ってこようか。それとも診察を受けてみようか。どちらも面倒だ。時間を拘束される。ふらりと何処かへ旅にも出たい。長くもないいのちだ。いまに動けなくなるのは必定。だったら動ける内に借金をしてでも動いておくべきだ。ご馳走はいらない。安宿でいい。硫黄臭の強い温泉に身を浸していればよかろうと思う。といいながらこの頃はなかなか実行が出来ない。地震のせいもある。それもあるがひどく優柔不断の傾向が著しくもなった。畑仕事、庭仕事が次々に待っているということもある。もちろん、財布の中身が軽いということも。庭にユリが咲き出すと家を離れられなくなる。一年の辛抱合ってようやく咲き出したものを眺めてやらねば、泣きだしてしまいそうだから。そんなことを言っていたんじゃ行動は出来ない。今朝の発見は庭の片隅にアマリリスが咲き出したことだった。情熱の赤だった。