さあ、困ったぞ。家内が熱を出した。どうしていいか分からない。寒い寒いと言うから、電気毛布を加えてあげた。もしかしたら、日本中世界中お騒がせのコロナ感染かも知れないぞ。
家内も、マスクをして寝ている。近付かないでと言っている。
夕方まではどうともなかったのになあ。急にめまいを覚えて、ふらふらするからと言って寝室へ行った。暖房をして寝ている。「しばらく寝てやすんでいたら回復しました」と言って、がばっと起きて来てくれないかなあ。
さあ、困ったぞ。家内が熱を出した。どうしていいか分からない。寒い寒いと言うから、電気毛布を加えてあげた。もしかしたら、日本中世界中お騒がせのコロナ感染かも知れないぞ。
家内も、マスクをして寝ている。近付かないでと言っている。
夕方まではどうともなかったのになあ。急にめまいを覚えて、ふらふらするからと言って寝室へ行った。暖房をして寝ている。「しばらく寝てやすんでいたら回復しました」と言って、がばっと起きて来てくれないかなあ。
冷えている。外気温は5℃。部屋の中にいると指が凍える。だから毛糸の手袋をしている。ときどき炬燵の中に入れてあたためる。
さっき、畑から白菜を二個収穫して来た。大中小の中くらいのを。白菜の胡麻和えをまた作ってもらおうと思って。
でも家内は、「頭がふらふらするからしばらくベッドに入ってやすみます。たぶんいつものメニエル病なにかも」と言って、寝室に籠もってしまった。
さあどうしよう。家内に寝込まれたら困る。お手上げになる。為す術がない。いつもやってもらってばかりであった。途端に困ってしまう。
でもしようがない。何かしよう。まず洗濯物をしまい込んできて畳もう。それから台所へ行って、夕食の準備をしよう。白菜をボイルするくらいならできそうだ。
クエスチョン。雀はどうやって情報交換をしているのだろう?
我が家の庭の餌場に、今日は大づかみで30羽ほどが集まってきている。それ以上かも知れない。このあたりに棲む雀たちだろう。
餌場は3カ所。姫林檎の木と大山蓮華の木と紅梅の木に、それぞれバケツを吊している。バケツの上にはトレイを上向きにして被せている。そこにくず米を盛っている。
雀たちは餌のありかを伝え合っているものと窺える。あのお爺さん宅の庭に行ってごらん。あそこへ行けば餌が置いてあるよ。たらふく食べられるよ。ひもじいときはあそこへ行けばいいよ、と会話し合っているのだろう。
そこがクエスチョン。「あのお爺さん宅」で、分かるのだろうか、という疑問。何丁目何番地と地図を開いて示すことはできまい。
分かった。「わたしについておいでよ」「食べ物のありかへ連れて行ってあげるよ」そう耳打ちをしているのだろう。で、一度連れてきてもらえば、あとは覚えていればいい。
雀たちが集団でやって来る。数家族だろう。なになに組、なになに属なんてないのだろうか。喧嘩をしない。じゃれ合ってはいるが、締め出しをしている様子は見かけない。
夜が明けた瞬間から集まってきてぺちゃくちゃぺちゃくちゃ囀っている。このお爺さんの顔は覚えていないらしい。ときどき玄関を開けて近付いていく。と、さああああっと四方八方へ逃げていく。
いつも餌を置きに来ているお爺さんですよ。もうそろそろ覚えてもいいころ。手乗り文鳥みたいに手に乗ったり肩に止まったりする日が来るのかなあ。
えっへっへ。つくづく我が家の干し柿がおいしい。おいしいなあ。甘い。
昨年の11月末に渋柿を買ってきて剥いて、二階のベランダに吊り下げて干しておいた。
表面に白い粉を吹いている。しめしめ。中はじゅるじゅる粘る。
渋柿は大きな渋柿だったから、当然干し柿も大きい。上等上質。店に並べたら高価な値がつくはずだ。
それを今日は炬燵の中で食っている。何個食べてもいい。食べたいだけ。いひひひ、だ。それでも栄養価が高いから、そんなにたくさん食べられたもんじゃない。
もちろん他人様にも差し上げている。干し柿が好物の人にはよろこんでもらっている。嫌いだという人もいる。
冷蔵庫に入れて保存もできる。細く切って酢の物に和えてもおいしい。乙な味になる。干し柿は、日本人好みする優秀な保存食だろう。