<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

菜の花は菜の花明かりきみを待つ  わたしの今日の俳句。

2021年01月26日 17時58分59秒 | Weblog

菜の花は菜の花明かりきみを待つ       山鳩暮風

菜の花があるとそこが明るくなります。明るく黄色く花明かりがします。そこをあの人が歩いてやって来るのです。

菜の花の咲く土手道を歩いてきたあの人は、蜜蜂のように、菜の花の花粉の匂いをさせています。

わたしも花瓶に菜の花を挿している、そのところへあの人が帰って来た。そこでいっそうそこら中が明るくなって輝きだして来た。

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図書館から借りてきてる本を読んで過ごしている。

2021年01月26日 13時30分40秒 | Weblog

うとうとうととして来た。炬燵の中は腰から先があたたかい。いい気持ち。快感ホルモンが分泌されているらしい。堅い梅の蕾が、体内に移り住んで、そこでじわりじわり膨らんでいくような感覚だ。

 

お昼ご飯も済んだ。おうどんを作ってもらった。丼の中には椎茸、昆布、天ぷらが入ってた。当地は製麺業の町。うどん、素麺、冷や麦を冬場夏場おおかた常食とする。

 

いま午後1時半ちょっと過ぎ。外の雨は止んでいる。でも、どんよりした雨空だ。外へ出て行こうという気にはならない。腰が錘を提げていて重たい。

 

図書館から借りてきていた本を読んでいた。現代の小説だ。著者がほぼ同年代のようでなんとなく共感する部分が多い。読める。なだらかな丘を下りていく感覚になる。

 

著者が若い人だと、読み進めない。理解が困難だ。文章に、まずついて行けない。独特すぎて。異星人の書をひもといているようで、読み進めるのを諦めてしまう。

 

おやまた降り出してきたようだ。雨音が高くなった。気温も緩んでいる。こうやって徐々に徐々に春に向かっていくのだろう。プランターのクロッカスはまだ咲き出さない。

 

 

 

 

 

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ぼやかなければ、それで一切は完済する。

2021年01月26日 10時37分01秒 | Weblog

しょうがないなあ。

 

おれはおれをしている。

 

いいともよくないとも、言うに言われず。言わず。

 

おれは己以外の人にはなれぬ。

 

ならないでもいい。

 

おれはおれをしている。愚鈍と鈍重でいる。

 

もうぼやくな。その愚鈍も鈍重をも、ぼやくな。

 

ぼやかなければ、それで一切は完済する。

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飯を喰らい、茶を飲み、一人を孤独する。

2021年01月26日 10時09分17秒 | Weblog

現在の時刻は午前10時10分。気温は9・8℃。

 

耳が痒い。耳掻きを耳に差し込む。搔き回す。

 

おれのしていることはせいぜいこんなこと。たあいもない。

 

惚れもせず。惚れられもせず。憮然として日を暮らす。

 

不関与。関与せずをよしとす。人を思わず、思われず。

 

飯を食らい、茶を飲み。起きて眠り眠って起きて、一人を孤独する。

 

入水出水のない池水は濁りに濁る。池水に映るのは冬の大空。

 

曇り空から雨が落ちる。落ちて池水を澄ましに掛かる。

 

 

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この老爺は俗悪怪奇、奇っ怪至極。

2021年01月26日 09時49分04秒 | Weblog

このお爺さんは俗人。俗悪。俗悪怪奇。奇っ怪。何を考えているんだか。この年になってもまだおんなの人を思っている。おんなの人にやさしくされたいと思っている。やさしくされた試しがないのは何故だ、などと思って、我が身の不遇を託っている。死ぬまでに出遭っておきたいと思っている。

それでなおさらに。焦りを感じている。そしていよいよ思い乱れて濁流して、ヘドロでよれよれになって、全身だらしなくみすぼらしくして、そこに立っている。

老いてもおいてもわたしは不完全な♂。全能のパーフェクトな♀を求めている。

この俗悪人。俗悪怪奇。奇っ怪至極。覚え習えた台詞はこの台詞。「寂しい寂しい」「淋しい淋しい」

あの世に行けば叶うか。やさしいおんなの人がわたしをやさしく出迎えてくれるか。であれば、今生をお預けの犬のようにして耐えよう。孤独に耐えよう。

雨が止んだようだ。止んでいるようだが、空はまだ灰色。どんよりとしているばかり。

 

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「うんうん」と頷けるといいのだが、

2021年01月26日 09時46分27秒 | Weblog

炬燵の中に入っているままでできること、それをするのがいい。「正信念仏偈」の和文意訳を書き写してみようかな。ゆっくり書いている内に、どこからともなく語りかけてくる声が聞かれるかも知れない。小魚のように跳ねないで、「うんうん」「そうだろうなあそうだろうなあ」と頷けるといいのだが。

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今日も24時間あります。今日がわたしに潮満ちて来る。

2021年01月26日 09時33分02秒 | Weblog

今日も24時間あります。もう9時間以上は使い果たしていますが、まだ14時間ほどを残しています。その間にこのお爺さんは何をしましょう。

雨だから、畑に出ては行けません。北の畑へ行けば、掘り残している里芋が、「わたしを忘れないで」と声を掛けるだろうけど。

せっかく頂いている貴重な時間なのですが、よろよろよぼよぼのこのお爺さんはたいしたことはできないでしょう。やっぱり同じようによろよろしているだけでしょう、きっと。

「ああ、いい一日だった」「頂いた今日がわたしにも満ちてきて、わたしを満たしました」「みなお慈悲のなせるところです」「一つ一つに感謝します」 そういって終わりにして眠りにつけますように!

 

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難しいことはなんにも分かりませんが、

2021年01月26日 09時30分23秒 | Weblog

このお爺さんは? お爺さんは炬燵の守をしています。YouTubeを聞いています。昨日、コンビニで、親友が読んでいるという日経新聞を買ってきましたので、それにもう一度ゆっくり目を通しています。難しいことはなんにもお爺さんには分かりませんが。世界の政治や経済のことを報道してあります。

 

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近付いてくる春の足音を聞いている草木

2021年01月26日 09時14分11秒 | Weblog

こちらは今日は雨になっています。小雨です。大地を覆う土と土に根を生やしている草木がよろこんでいるでしょう、さぞかし。「ああ、今日はいい日だいい日だ」とみなそれぞれが口に出しているでしょう。近付いてくる春の足音を聞いていることでしょう。

 

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