<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

こんな詩が書けたらいいなあ。書いてみたいなあ。

2021年06月16日 18時18分00秒 | Weblog

赤とんぼ    三木露風作詞 山田耕筰作曲

  

夕焼け小焼けの赤とんぼ/負われて見たのはいつの日か

山の畑の桑の実を/小籠に摘んだはまぼろしか

十五でねえやは嫁に行き/お里のたよりもたえはてた

夕焼け小焼けの赤とんぼ/止まっているよ竿の先

 

 

詞も曲もいいなあ。しんみりしてしまうなあ。泣きたくなってしまうなあ。

 

お爺さんが歌う。一人の時に歌う。小さい声で歌う。幼い頃に戻って行く。

 

 

桑の実なんか、もう誰も食べないだろうなあ。蚕を飼っていたときには畑一面に桑の木があった。もう蚕も飼われてはいないから、桑の木も見かけなくなった。

 

ねえやの背中におんぶされているときに、赤とんぼが飛んでいるのを見たというのだろうか。赤ん坊の頃ならそんな記憶は残ってはいまい。

 

そのねえやも15歳で嫁に行ってしまった。早婚だったよね、昔の人は。親が決めた婿殿のところに嫁に行った。里にいる親御からの便りも来なかった。一人で農家の労働に耐えていたんだろう。

 

歌詞の4番だけは現在だ。川に竿を投げている。そこへ赤とんぼが来て止まる。ああ、あんなこともあったなあ、こんなこともあったなあと回想をする。

 

三木露風はこの詩を書いたときは何歳だったんだろうか。お守りをしてくれる人のことを「ねえや」と呼んでいた。「姐」という字を当てるのだろうか。

 

 

こんな詩が書けたらいいなあ。幾つになっても僕には書けないなあ。

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今日の僕の初ブログ

2021年06月16日 17時55分16秒 | Weblog

午後6時。気温23・3℃。少しだけひんやりする。雨は上がっている。風はない。曇り空。夕暮れが近付いている。

 

僕は一度外に出た。昼間、小雨の降る中を。郵便局まで行って来た。帰りにスーパーマーケットに立ち寄った。

 

魚屋さんで、刺身にできる鰺を3尾買って来た。今夜の僕の晩酌の肴になる。もちろん僕一人で食べきるわけではない。

 

それからほうれん草を2束。これはお浸しにしてもらう。擂り胡麻を掛けて、醤油を少し垂らして食べる。大好きな食べ物。

 

おふくろの味というのかもしれない。おっかさんがよく作ってくれた。暗くなるまで畑で働いて来て、それから夕食を作ってくれた。

 

おふくろさんは90歳まで生きていた。僕はそこまで辿り着けないかも知れない。そこまで元気で生きられたらいいがなあ。

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