<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

それで、安らぎたいのだ。

2025年01月17日 16時01分26秒 | Weblog

夕暮の匂いを嗅いでいる蜻蛉(トンボ)

山鳩暮風

夕暮は夕暮の匂いを発している。敏感なトンボはそれを嗅ぐと塒(ねぐら)にする沼地に帰って行く。トンボの嗅覚は、その大きな目玉の下あたりにある。コスモスの園に来て、ただ目玉をキョロキョロさせているようにしか見えないが、受け止めた夕暮の匂いの深さを測っているのである。

蜻蛉(トンボ)は秋の季語。

夕暮の匂いを嗅いでいるのは他にもいる。わたしだ。それで安らぎたいのだ。

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