3
ドクターは聴診器を、服を着たままで、胸に当てる。背中に当てる。えっ、これで心音が聴き取れたのかなと思うくらい短時間。そしてドクターは「よし」と言う。これまでのカルテをぺらぺらと捲る。診察終わり。ものの3分もなかったろう。
42日間の薬をもらう。代金は薬代を含めて2400円だった。
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ドクターは聴診器を、服を着たままで、胸に当てる。背中に当てる。えっ、これで心音が聴き取れたのかなと思うくらい短時間。そしてドクターは「よし」と言う。これまでのカルテをぺらぺらと捲る。診察終わり。ものの3分もなかったろう。
42日間の薬をもらう。代金は薬代を含めて2400円だった。
2
その前に看護婦さんから血圧と体重が測定される。血圧は上が137、下が75だった。いつもは最高がもっと低い。体重は服を着たままで63kg。身長は178cmある。
ドクターは診察室で、血圧はちょうどいい値だと判定した。そっかなあ。いままでではもっとも高い。いつもは最高が120台。最低も10低い。「まあいいでしょう」の判定にほだされる。
1
午後3時から行き付けの内科クリニックに薬をもらいに行った。血糖値を上げないようにする薬を。待合室に客はほんの僅かで、すぐに名前が呼ばれた。もう何年も訪れている。ドクターはもうすぐ60代の後半。だいたい楽観主義的傾向のよう。
8
わたしは百舌鳥を聞いている。これで即宇宙を聞いていることになる。仏の智慧と慈悲を聞いていることになる。小は大の遺伝子を含む。わたしは仏の染色体を内蔵する。
7
わたしの手が韮(にら)に触っている。これで即宇宙に触っていることになる。仏の智慧と慈悲にに触っていることになる。
6
かくかくしかじかと論じることも無用だ。宇宙のパフォーマンスに興じて楽しんでいればそれで済んでいる。いつしか一生が済んでいる。
5
わたしからわざわざこの運動作用に、稚拙な才でもって、働きかけなくともよい。利他を意気込むこともない。そこもいい。