5
そこに変化が生まれる。変化が生まれるとそれを楽しむことも出来る。だったら、楽しめばいいのである。楽しんで楽しんで人生の川を流れて行けばいいのである。
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そこに変化が生まれる。変化が生まれるとそれを楽しむことも出来る。だったら、楽しめばいいのである。楽しんで楽しんで人生の川を流れて行けばいいのである。
4
色々な相違が相俟って風景が生まれているのだろう。バラエテイに富んでいるのだろう。すべてが固定され、そこに留まっているのではない。一定を保ってはいまい。
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色々な相違が相俟って風景が生まれているのだろう。バラエテイに富んでいるのだろう。すべてが固定され、そこに留まっているのではない。一定を保ってはいまい。
3
浅いと深いの違いはあるのかもしれない。浅かったり深かったりしているのかもしれない。薄いと濃いの違いもあるのかもしれない。峯の低い高いも見分けられる。
2
どっちだっていいかもしれないなどと、投げ遣り気分でともかく生きている。浅くてもいいはず。薄くてもかわないはず。低い山にだって風景は開けているはず。
1
浅い深いはあるだろうか、人生の河の流れに。薄い濃いはあるのだろうか、人生の味わいに。低い高いがあるのだろうか、よじ登る人生の峯々に。
台所の妻の夕暮れ 里芋を剥く手しきりに痒がって呼ぶ 薬王華蔵
里芋を剥くのは痒いのです。手指は真っ黒になっています。まだ小さいのがたくさん残っています。わたしを呼ぶのは助けが欲しいからです。わたしは寝椅子に転がって読書中です。あたりが暗くなってきました。鍋には湯が沸いています。妻を歌の被写体にしました。
里芋を剥く真っ黒な妻の手のようやく止まる里の夕暮れ 薬王華蔵
台所に秋が来て夕暮れとなっています。今夜は里芋料理です。畑で掘ってきた小さな里芋があります。無言で剥いていた妻の手が真っ黒になっています。手がようやく止まりました。白くなった里芋が幾つも幾つも転がっています。あたりはもう暗くなっています。里は静かです。
雨が降っているようです。雨の音がします。土砂降りではないようです。真夜中12時を過ぎました。もうやすみます。
8時からずっと短歌を作っていました。うんうん唸って唸って、30分掛かって、1首が生まれました。中々難産です。それでも満足には至りません。疲れました。神経が興奮してすぐには入眠できないようです。
4
木曜日に血液検査とエコー検査を受けることになった。c型肝炎ウイルス感染のその後の具合を調べてもらうように、こちらで依頼した。陽性反応が出たり消えたりしている。もう2年は受けていない。前回の血液検査では肝機能値は正常値だった。
木曜日には朝ご飯抜きで8時30分に行くことになった。此処のドクターはエコー検査が卓越しているともっぱらの評判だ。酒を飲むなと言われてしまうかも知れない。