王様が語る!もうひとつの「チャングム」
王様役のイム ホ著
韓国で「チャングム」が放映されたのは今から3年前の2003年。
日本に上陸したのは2004年、BSしか見られなかったが、アンコール放送で再放送、今も地上波のテレビでも毎週金曜日に放送中。
最終回まで見た視聴者の皆さんはいつまでも心の中で「チャングム」が生き続けているのか、チャングムに関する本を読み漁るようになるのです。
今回の新刊書は王様役を演じた、イムホさんが執筆した本。
「宮廷女官チャングムの誓い」のすべて
監察内待役の李 京源(イ キョンウォン)著
監察内待はあまり目立たない脇役。
チャングムが国王さまの主治医になったが、国王さまは悩んでいた。身体は長く持たないのだろう、もし、自分が崩御してしまうとチャングムが再びに戻るのが目に見えてくる。
チャングムが最も愛しているミンジョンホのところに行けと監察内待に命じ、チャングムを拉致し、ミンジョンホのところに連行した役人が書いた本。彼の出番が少なく、撮影のお手伝いとかをやっていたので、裏話が盛りだくさん。
東京拘置所死刑囚物語
死刑囚の 澤地和夫 著
著者は昭和33年に警視庁大森署に入庁、昭和55年に退官、新宿西口で居酒屋を経営するが、多額の借金を抱えてしまう。昭和59年10月、借金返済のために宝石店や金融業者を相次いで殺害。同年11月23日に強盗殺人罪で逮捕。裁判では一審、二審とも死刑判決。平成5年7月、死刑確定。
死刑囚は死刑執行そのものが受刑なので、監獄の中で本を書くとか普通の受刑者とは異なり比較的自由。
東京拘置所のすべて
元刑務官の坂本敏夫著
元刑務官が明かす、東京拘置所のすべて。
死刑囚の視点で書いた本と刑務官の視点で書いた本、読み比べると面白いかも・・・?