うちの住んでいるところは田園風景の広がる田舎。デジタル地上波のテレビが見られるワンセグの受信地域より3~4キロ離れた圏外地。
下水道、都市ガス供給地域も自宅から3~4キロ先なので、ここの土地代が極端に安くなっているわけだ。
ハウスメーカーの営業マンに「下水道のない地域なので、浄化槽を設置することになります」と言われたときは汲み取り式かと勘違いしていた。
説明を求めると、浄化槽とは、下水道施設と同じように排水をきれいにして川に流す装置だという。しかも下水道と同じようにあまりにおわないとのこと。
年3回はメンテナンスの会社が来てくれるけど、点検と投薬のみで4,000円。田舎によくあるバキュームカーはわが家に来たことはなかった。「水に溶けにくいテイッシュペーパーやキッチンの残り物を流さないように」と言われたので、トイレットペーパーも下水道施設みたいに分解し、川に流しているのかなあと思っていたが、これも勘違いだった。
先日のメンテナンスで「第一槽、第二槽にゴミが溜まっていますので、バキュームカーを手配させていただきます」。
点検と投薬のみで年12,000円は安いかと思った。バキュームカーの料金ってどのくらいだろうかと気になっていたら、23,000円。\(◎o◎)/!
つまり、年間の下水道代は家族で35,000円ってことですねぇ。1人あたりの料金を計算してみると、1人暮らしのときの下水道料金とあまり変わらなかった。
ちなみに小笠原村は父島、母島ともに100%下水道完備。生活排水を川や海に流すと自然環境破壊につながるので、下水道施設できれいにしてから流すそうです。母島のヘリポートで星空鑑賞や桑ノ木山のグリーンペペ探検をしたときは蚊に刺されたことはなかった。下水道完備の島なので、ボウフラを発生させるような環境はないそうです。
ここは小笠原村より遅れているような気がする。