チャングムをハングルにすると「??」、さらに漢字にすると「長今」。
国王さまの難病を治療できるほどの偉大なお方だと頭に「大(?)」の称号を付け、ドラマのタイトルは最初から「デジャングム」だそうです。
「長今」と書くよりも見た目では「大長今」のほうがカッコよさそうなので、そのようにしました(笑)
それにしても、大長今は朝鮮王朝時代に実在した人物なのですよ。
実在した人物を資料などで調査したところ、「王の病気を治療した医女」としか出てこなかったので、監督が想像を膨らまし、そのようなドラマに仕上げたとか・・・。
ここの「大長今」は手話通訳者でもあり、両親の健康を診てもらうホームドクター的な存在。
東京行きの電車内でハン尚宮(母)が「銀座に行くのはこれで2回目だったような・・・」
「へっ!?初めての銀座はいつ行った?」
「ずっと昔、国王さまと銀座の高級レストランでステーキ味わったの忘れたの!?」
その一言で一瞬のうちに遠い昔の記憶が蘇った。
あれは確か・・・・1986(昭和61)年2月、T附属聾学校中学受験のために上京。
当時の国王さまは学生で渋谷暮らしなので、銀座は地下鉄でちょいと行ける場所だった。
銀座4丁目交差点あたりが日本一明るい場所なので、夜になると真っ暗闇の漁村で暮らしていたハン尚宮(母)も私も「ネオンの輝くひかりの街」に身を置きたくてわざわざ銀座を選んだかも知れない。
「アイランドタイムズ」に出ていた青ヶ島出身の若者が渋谷に行きたがる気持ちと同じように・・・・。
確かに地下鉄銀座駅の出口を出ると、夜なのに真昼のような明るさに圧倒させられたという思い出が蘇った。
その気持ちは都会で暮らしている方々にはわからないと思いますが、夜になれば真っ暗だという感覚を身につけている人が初めて東京に行くと、夜でも非常に明るい!と思えるようになるのです。 昔も今も変わらない、銀座のシンボル、時計。
ここの地に立つのも1986年以来21年ぶり。
銀座はどうしても高級というイメージがつきまとい、私のような庶民はあんまり行かない場所だし・・・・。(笑)
この街並みも懐かしい。
日本一の銀座に憧れ、ここに立ったときは夜でも眩しかったという記憶が・・・。
東京生活に慣れると、夜になれば暗くなるのは当然のように思える。
大長今に案内されたところは・・・
左に見える「FANGEL」看板のビル。 ここは檜原村の拭沢(ほっさわ)の滝!?と間違われそうだけど、実はFANGELビル内の模造滝なのです。
日本一大都市の銀座にこのようなものがあると癒されますね。
大長今お勧めの手軽なランチ。
FANGELは健康食品や化粧品を取り扱っている会社なので、食事も無農薬、有機野菜がふんだんに使われていたり、ごはんもダイエットに向いている玄米が使われている。
ドラマに出ている大長今も食事にも気遣っていると同じように・・・。(笑)
青汁もセットで来ましたが、見た目では苦そうだけど、全部飲み干せるほど美味しい。
24時間眠らない街でもサクラが満開。
後ろに見えるビルは不二家本社、販売も再開したことだし、これで本当に「サクラ咲いた」ですね。
周囲が山々や田んぼのところしかサクラを見ていなかったので、ミスマッチな風景。
千葉の花屋さんでも滅多に見かけないもの。
さすがに銀座、ぜ~んぶお花でできています。
ちなみに 1個?60,000でした。(つまり6千円)
帰りは銀座の最寄り、有楽町駅から。
勤務帰りの通勤ラッシュアワー時間帯を避けたというのに、車内では結構混んでいた。
ハン尚宮(母)のために500円で座れる特急か、750円の快速グリーン車にしようかと迷っていましたが、1つだけの席が空いていてよかった。