日本最南端の都道府県は沖縄県だが、厳密に言えば、東京都(小笠原村)。
東京から南へ1700キロも離れているのに、都内とは違和感がしますが、沖ノ鳥島は日本領土を守る、貴重な島なのです。
陸地から200カイリ(およそ370キロ)までは排他的経済水域内なので、沖ノ鳥島が沈んでしまうと日本の漁業権がさらに狭くなってしまいます。
今から3年くらい前、中国が沖ノ鳥島は「島」ではなく、排他的経済水域の権利を認めない「岩」だと主張し、沖ノ鳥島周辺の海域を調査したこともあった。
その対抗措置として「東京都小笠原村沖ノ鳥島1番地」の地名を示す金属プレートを取り付けたり、さらに今年の3月16日から「沖ノ鳥島灯台」を設置。
太陽光発電により、8秒ごとにLED発光、360度、23~24キロ先にも光が届くようになっている。
航海標識法に基づき、海図に「沖ノ鳥島灯台」と記載される。
・海上保安庁のお知らせ(pdf形式)
・読売新聞の記事(4月7日)沖ノ鳥島の写真付きで見られます。
沖ノ鳥島の写真をネットでいくつか見たことはありますが、この写真は最近のものらしいです。
島の手前にアパートらしきものが見えますが、これは沖ノ鳥島を守る人達の観測用兼住居になっているみたいですね。
「H」のマークが見えるのは、物資・食品輸送用のヘリポートのようだ。
そこで何人暮らしているのか、色々調べてみましたが、それらしきものは出てこなかった。 もともと沖ノ鳥島は海面に顔を出す程度の小さな島だったのですが、1989年頃からこの小さな岩を守るために工事を施した。
現在の姿を見ると、岩が海面に出ている状態でまわりはチタンやコンクリートで固められていますね。
(新聞記事は読売新聞1999年10月)
小笠原諸島のなかですごく憧れているところなので、一生に1度はそこに行ってみたいな~!(^^)!