ランチは元町港から徒歩1分、大島の魚介類を楽しめる「南島館」(なんとうかん)という和食処でした。
地魚を使った定食がメインのようなので、チャーハンセットを注文。
先にアシタバのおひたし、サザエの壺焼き、小さな貝類、地魚の刺身が運ばれてきました。
伊豆諸島でサザエがたくさん獲れるところはお隣の利島かと思っていたのに、大島も名産でした。
房総半島も名産、山口の日本海側も名産。
同じサザエといっても、味が地域ごとに異なるみたいです。
1番慣れているのは、伯母がよく送ってくれる山口のサザエ。
いつものサザエと違うので、ちょっぴり新鮮な味。 1日目は「明日葉ピラフ」。(大島空港付近の「季まま亭」)
今回は「わかめチャーハン」。
ごちそうさまでした。
レンタカーの返却時間まで少し時間が余ったので、大島町立図書館へ。
伊豆諸島・小笠原で公立図書館があるのは
大島・三宅島・八丈島・青ヶ島・(父島・母島)。
(父島は「小笠原村地域福祉センター父島図書室」、母島は「母島村民会館図書室」)
東京都の支庁が置かれている島に図書館があるのは共通していますが、青ヶ島も図書館があるのは昭和30年代、苦労の思いでせっかく青ヶ島に赴任したのに、3、4ケ月後に来る次の船で逃げてしまう教師が多いさなか、長い間小学校の教鞭を執った高津勉先生の意思が引き継がれているでしょう。
最初は無人カウンターかと思いましたが、職員が駐在していました。 郷土コーナーに行けば、大島のこと詳しく書かれている本に出会えるかも?と思ったら・・・・
「青ヶ島島史」、「青ヶ島の生活と文化」が鎮座していました。
大島なのに、なぜか青ヶ島。「今年も青ヶ島に来いよ、青ヶ島へ!」とまるで誘うかように、真っ先に目に止まったのはこの本。
実はこの本、のどから手が出るほど欲しいものなんです。(笑)
内地で読めるところは国立国会図書館だが、館外に持ち出すことは不可。
国立国会図書館へ行けない方のために最寄りの図書館を通して取り寄せることはできます。しかし、自宅に持ち帰ることはできず、館内での閲覧が原則になっています。