飯給駅前の里見郵便局はほのぼのとした局舎に昔ながらのカウンターでした。
消印は金属印、風景印は残念ながらありません。
「桜の飯給駅にディーゼルカー」の風景印があればいいのに・・・。
里見郵便局は飯給駅前なのですが、里見駅はそこからおよそ2キロ離れたところにあります。
里見駅のサクラもきれい。
小湊鉄道の駅名票は国鉄様式なので、懐かしい雰囲気が漂ってきます。
国鉄の駅名票は都道府県と市町村名が入るのですが、小湊鉄道は終点の上総中野を除く全駅市内なので、省略されただろうかと思います。
里見駅は2002(平成14)年以降無人駅になりました。
駅長事務室や出札窓口スペースを活用するため、去年(2008)年11月から第1・第3土曜日と日曜日の午前9時から午後4時までの間、地元の「喜動房倶楽部」による喫茶店や産直販売オープンするそうです。 出札窓口の跡。
小湊鉄道はまるで昭和時代にタイプスリップしたかような窓口になっています。
もちろん、自動券売機や改札機もありません。
自社線完結は硬券、五井~JR線への連絡切符は硬い切符を自動改札機に挿入し、紙詰まりのトラブルが多発したため、薄っぺらに変わったらしい。
あくまでも「昭和」を死守しているのか、suicaやpasmoの導入予定はないそうです。 里見駅の天井。
昔のランプを再現しているのか、裸電球がぶら下がっています。
戦時中だとしたら、敵機に見つからないように傘に黒い幕を取り付けていましたっけ。
夜の里見駅を実際に見に行ったことはないけど、裸電球の照明で明治から大正にかけての雰囲気になっているかも・・・。 駅舎の右側。
手前に積んであるものはもしかしたら、燃料用の薪かも知れません。
何に使うか気になるところですが、五右衛門風呂用だったら、すごい。
駅舎の真正面に見える風景。
色の異なるサクラでグラデーションになっているところがきれい。
「市原郡加茂村」の名残なのか、このあたりは「加茂」を冠するところが多いみたいです。
駅を出て、直進方向に加茂支所、奥のほうは加茂中学校、左は消防署加茂分室があります。
次は、高滝駅。