出勤前にテレビを見ながら朝食。
宇宙探査機「はやぶさ」が、小惑星イトカワから持ち帰った微粒子は地球外の物質であり、福岡空港から千歳空港行きの飛行機に積むと手荷物検査で放射線を浴びせられることになるので、慎重に新幹線で陸路輸送するルポが出ていました。
まず、北海道大学の教授が1枚の切符を取り出す。
【福】福岡市内 → 【札】札幌市内
経由:博多・新幹線・東京・新幹線・新青森・奥羽・海峡・江差線・函館線・静狩・千歳線
¥22,680 2389.1キロ
のぞみ4号 博多 6:30 → 東京 11:33
故郷の新山口(7:05)停車。テレビの画面に懐かしい駅名が・・・
はやて25号 東京11:56 → 新青森 15:19
東京駅で「最新型のE5系、はやぶさ。3月5日デビュー!」の看板を見て、宇宙探査機「はやぶさ」と同じ新幹線に乗ってみたかった。今じゃ、早かったな・・・と残念がる。
スーパー白鳥25号 新青森 15:38 → 函館 17:54
スーパー北斗21号 函館 19:41 → 札幌 22:56
博多から札幌まで飛行機を使わずに陸路で1日かかり到着可能。
2人同行、貴重な微粒子を抱えているので、博多から一睡せず、札幌まで。
本当にお疲れ様でーす!!
(ちなみに福岡~札幌の飛行機はおよそ2時間半。普通運賃5万円ですが、旅割などの割引を利用すれば、2万円で行けます)
全国自治体のなかで1番楽しみにしている広報は、やはり、青ヶ島村。
自分の住んでいるところの広報よりも内容がとても充実しています。
月の初めに当月号がアップされたのは、初めてのことだと思います。
青ヶ島村では随時若い職員を募集しているみたいなので、もしかすると、コンピューターやネットに詳しい若い人が青ヶ島村に赴任し、広報のアップも任されているかも知れませんね。
郵送による年間購読を申し込んでいるので、紙面をファイリングさせていただきます
(ネットの広報はカラーなのに、紙面は白黒です)
トップページは青ヶ島ではもう有名人になっています、元村長さんによる節分のフーンクサの儀式。
・広報あおがしま2011年3月号 診療所からのお便りもとても役に立つ記事です。
1番怖い病気は「ガン」。
現代の医療技術により、小さなガンが見つかっていれば完治できる時代になりました。
ガンにかかりたくなければ、日ごろから注意が必要です。
1.タバコ 百害あって一利なし。発がん物質がいっぱい!!
2.飲酒 適度の飲酒は「百薬の長」。ここに書かれているお酒の分量を守っていれば大丈夫です。それ以上のアルコール摂取は自分の細胞のコピーミスが原因でガン発生。
ウィスキーダブル1杯って何ですか?とネットで調べてみたら、30mlでした。
アルコール度数40%もあるので、30mlに水割りが適度です。
3.食事 塩分の摂りすぎはダメだそうです。ひんぎゃの塩は黒潮のミネラルたっぷりですが、過度の摂取は控えたほうが良さそうです。
4.運動 適度の運動は免疫システムを強化できるとのこと。じっとせず体を動かしたほうが良さそうです。
5.体形 あまりにも太りすぎ、やせすぎはガンの原因に・・・。標準的な体脂肪率を維持できるように。
6.感染 感染されているという意識はあまりないみたいですので、積極的に検査を受けたほうが良さそうです。
医療の難しい言葉を使わずに一般の方でもわかりやすく医療情報を提供してくださるのは青ヶ島のお医者様。
来月号もどんなことが書かれるか、楽しみにしていま~す。
駐在所のお巡りさんが書いた、島における免許更新についても興味深い。
内地だと更新受付けができるのは平日と土曜日、しかも時間が決められています。
青ヶ島だと、事前に連絡すれば、お巡りさんが駐在所にいらっしゃていれば、日曜日でも早朝でも受付ができるそうです。
原則として住民票を青ヶ島村に置いている方でなければ更新できませんが、短期滞在者でも雇用証明があれば、住民票を他府県に置かれている方も更新できるとのこと。
免許更新が近くなったら、住民票を青ヶ島村に移し、駐在所で「東京都青ヶ島村無番地」と印字された新しい免許証を交付した直後、住民票を自分の住んでいるところに戻して、免許の裏面に住所変更といったように合法スレスレでも可能らしいですが、旅人がわざわざ住民票を移すのはあり得ないと転入受付がちょっと難航してしまいそうです。
まあ、確かに自分の免許に「青ヶ島」の文字が欲しいのは確かなんですが、むちゃなことはしないほうが良さそうです。