12日の土曜日に日本橋三越のタイタニック展を見に行こうと思っていました。12日よりも最終日の14日のほうが空いているかも知れないと予定を立てたのは震災の前日でした。
しかし、今回の災害状況を見ると、不意に出向かないほうがよさそうだと中止しました。
13日、翌日(14日)の輪番停電を行うという政府からの発表が正式にあったのは夕方頃でした。
ここは第1グループなので、6時20分から10時まで、16時50分から20時30分までとなっていたので、災害地のために少しでも役に立てようと停電は覚悟していたのですが、朝からいつもと変わらないように電気が使えたのに拍子抜けでした。
懐中電灯は3個常備してあるのですが、キャンプなどのアウトドアに使うランタンが1個あればいいかも?と買い出しに出かけました。
行きつけのガソリンスタンドの出入口が空いてたので、進入しようとしたところ係員が手をバツにしながら、「出入口はあちらです!!」と身振り。
反対側の出入口に向かってみると、なんと!!200mくらいの長蛇の列でした。
給油はあきらめ、アウトドアショップに出向かったところ「計画停電により、11時から開店します」という張り紙。
ここで待つよりも空いているスーパーで今夜の食材を求めようとしたところ・・・・
スーパーは大雑踏していました。
カップラーメン、パスタ、乾電池、水、パン、菓子、衛生用品の棚は空っぽです。野菜コーナーの一部もはげていました。
乾電池やインスタントラーメンなどの保存が効く食品ならともかく、賞味期限の短いパンまで買い占め現象が出るのはなぜなんだろう?と首を傾げてしまいました。
レジで並ぶのに40分とは人生初めてです。
隣接する電気屋も輪番停電に備えての懐中電灯や電池を求めるために開店前から長蛇の列。しばらくして、「単1電池、懐中電灯、ラジオは売り切れです。次回入荷予定は未定です」という張り紙が・・・。
食品を生産するメーカーでは東北地方への支援が最優先になっており、災害の少ない首都圏では流通する量を減らしている現象かと思いますが、なになにがなくなるぞ!!と非常時に備えての買い占めが買い占めを呼び、食料品が品薄になる現象が出ています。
本当に必要なものは災害地への物資支援です。必要以上に買いだめしないようにと、各店舗が1人あたりの購入制限などの方針を決めればよいかと思います。 14日は節電のため、首都圏の鉄道が運休するなど大混乱が起きてしまいました。
地元の小湊鐡道は電気ではなく、ディーゼルカーなので、13日は始発から終日通常運行。
JR久留里線は非電化のディーゼルですが、この日は終日運休でした。
翌日15日の鉄道運行は未定とのことです。
震災地のことを思えば、物資不足や鉄道運休はやむを得ないことだと思います。